80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その2)

2010-05-21 07:38:44 | 大糸線方面
カツミのオンラインショップに注文していた台車が届きました。DT61ではなく、フレームが湾曲しているTS-1026を使うことにしました。プレーン、ピボット各1両分で、車輪は付属していませんが、手持ち品があるのでそれを使うことにします。
写真のように、それぞれ右端の1個だけ裏返しに入っていますが、どうも偶然ではなく、軸受メタル入りであることがすぐにわかるようにとの配慮のようです。



動力機構は今回も旧式でいきます。手持ち品の中からカツミ製と思われるWB26mmのインサイドギヤを探して装着したところ、枕バリの幅が広いためうまくいきません。



インサイドギヤと干渉する側を糸鋸で切り取って、何とか収まるようになりました。
なお、センターピン穴はMPギヤ仕様でφ2mmタップ穴ですので、これも旧仕様の段付きセンターピンに合うよう、今後φ3mmにあけ直します。



モーターは通称“秋葉原モーター”と言われている、アウトレット品?のDC12V仕様カンモーターを使います。ステンレス用の鋸刃を使うようになってから、モーター軸の切断が苦でなくなりました(軸自体は硬い鉄のようですが)。
通電試験OK。ギヤノイズは大きめながら軽快に回ります。それにしても連動ギヤが丸見えですね(笑)。見栄えの面からも、ボルスタレス台車にはMPギヤ方式が合うようです。



続いて付随車用を組み立て、ピボット車輪を取り付けたところ、幅が合わずに浮き上がってしまいます。手持ちの車輪をすべて試してもダメで困ってしまったのですが、枕バリの両端をペンチで僅かに広げてやったところ、ちゃんと接地するようになりました。ほんの少しの調整ですが、ずいぶんと違うものですね。。



組みあがった台車一式です。波打ち車輪を奢りたいところですが、財政状況からパスです。



今までの当工場製の車両は室内がスッカラカンなのですが、そろそろ室内も作り込まないとナ・・・と思い始めて、今回の車両にはシートを入れることにしました。
E127系100番代は、大糸線が観光路線であることに配慮して、山側(といっても両側が山ですね・・・南小谷方面に向かって左側のこと)の一部がクロスシートになっています。
ガサゴソやっていたら、KATOのオハフ33を改造してマニ37を作ったときの発生品が出てきました。肘掛がレトロっぽいですが、まあ使えそうなので、とりあえずキープしときましょう。



こんな感じになりますね。
ウチでは車体の補強にアングルではなく、相変わらず3×3ヒノキ材を使っていますので、取り付けには少し工夫が必要かも知れません。



とりあえず本日はここまで。

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