風呂敷（５０７）朧

風呂敷（５０７）朧　　　18-10作成

今日から急にお一人様旅行なので　早めにUPしました。


前回「下手に人にかかわると　ロクな事にならないわ～」と書いたけど
今回まさに「それ」に遭遇。

小雨の日　フード付きのレインコートを着て自転車を走らせていた。
向こうから体の大きい大学生らしき男の子が　
傘もささず大きなリュックサックを背負って
ずんずんやってくる。
耳にイヤホン、手にはスマホ。

若い子はこれくらいの雨じゃ傘をささないんだな〜と思っていると
彼のリュックから音を立てて何か落ちた。
アッと思ったが彼は凄い勢いのままやってくる。

すれ違う時彼の二の腕を掴んだ。
落とし物だと教えようと思って。
そのとたん彼が腕をまっすぐ上にあげ
びっくりするくらい見事に私の手をはずした。
彼は私を睨みつけ、そのまま行ってしまう。

びっくりして呆然と彼を見送っていたが　
彼は10歩ほど先で振り返ってさらに睨みつけてきた。
それでも教えなければと　落とし物を指さした。

彼は２，３秒私を汚らわしいものでも見るように睨んでいたが
指さす方向に自分の落とし物があるのに気が付き
あわてて駆け戻り無事回収。
その後イヤホンを外し「ありがとうございます。」といったが
私は呆然としたまま。
親切にしたつもりがなんでこんな不愉快な扱いをうけなくちゃいけないのという思いで。

今の若い子は自ら視覚障害者　聴覚障害者を演じている。
イヤホンや歩きスマホで周囲との接触を拒否している。
横からオートバイが来るとよとか、上から何か落ちてくるよとか、
教えなくていい、リスクは承知だ、寄るな触るなという事みたいね。

イヤホンや歩きスマホの人には
今後　絶対関わらないと決意した日。