2015 6月会津若松 その１２

写真は会津若松駅
駅中にコンビニも飲食店も数店あるので、不便ではない。
地方の駅はこんなものなのかな？
非常にコンパクト。

この一つ手前の猪苗代駅には驚かされた。
ま～。驚いた。
見事なくらい駅にも駅前にも何にもなかった。
「塔のへつり」駅ほどではなかったが、レールの途中に昇降用の建物があるだけ。
地方は車社会だから駅とはこんなものなかと改めて驚いた次第。

行きの高速バスは平日の10:30発だったせか、がらがらでした。10人もいなかった。
帰りは土曜の8:30発のせいか、80％くらい。
女性専用席を予約しておいたので、隣に若い女の子が来ました。
後ろにきたのがオババ二人組。

話の感じでは、初めて高速バスに乗って、東京に行く模様です。
とにかく、ハナシ声がでかい。
ガラガラ声でしかも、大声。
よくいるよね。
相手にだけでなく、周りの人にも聞かせる感じで話すタイプ。
自分の話は、周りの人も興味を持って聞いているはずと勝手に解釈
している自称座の中心仕切りやタイプ。

しかもハナシ方が年寄です。
同じフレーズを何回も繰り返すから。
「○○さんもこのバスで行くといったのによう。乗り遅れたんだべか。
乗り遅れたんなら、次のバスでくるんだろな。」
このフレーズを何回も繰り返す。
内容が全然進まない。
しかも「がはは」という下手なコントみたいな笑い声付き。
前の席の人は本を広げているし、横の席の人はイヤホンで音楽を聴いている。
かくいう私はアイマスクをかけて眠ろうとしている。
そういう周りの状況が把握できていない。
ひたすら大声でがははと笑い、同じフレーズを繰り返してました。
頭悪い。無神経。絵にかいたような田舎モン。
これはどっきりカメラか？と疑ってしまうような言動でした。

最初のトイレ休憩の時
「後ろ、うるさいわね。」
となりの御嬢さんに話しかけたら、眉をひそめて
「こんなうるさいのに、よく寝られますね。私、頭痛くて。」

（テレビが競馬中継流している横で、平気で
爆睡昼寝できるので、常々主人から呆れている私。笑）

さらに、トイレから出たら、前の席で本を読んで人がいたので
「後ろの人うるさくありません？」きいたら
「迷惑だから、これから運転手さんにお願いするわ。」だと。
なんだ、みんなガマンしてたんだ。

そんなところに例のがらがら大声が聞こえてきた。
振り返ったら噂の本人。
考える間もなく言ってしまった。

「高速バスや飛行機のような長時間拘束される狭い空間では
乗客間には暗黙のルールがあります。それは中では
できるだけ静かに過ごすという事。おわかりですね。
話は小声でね。お願いしますね。」

次の1時間は静かだった。
しかし2回目のトイレ休憩が終わった時、騒動が…。
なんとこのオババ、トイレにバッグを忘れたんだとか。
バスの出発を待ってもらい、トイレを探し回り、事務所に行ってやっと
取り戻してきたのはいいが、今度はその話で騒ぎまくる。
「いやぁ、驚いたわ。トイレの棚においたのを忘れるなんてよ～。
年なんだべか。困ったもんだ。がはははは。」
このフレーズを大声で繰り返す。
どうしようもないね。

帰りの高速バスは音量の壊れたラジオで下手なコントを
聞かされる旅でした。こういうのは初めての経験です。

もう注意する元気なかった。
とりあえず、耳栓詰めてアイマスクしました。
ほんと、これってドッキリカメラじゃなかったのか？
ありえないシチェーションでしたわね～。