風呂敷（７３６）秋の吹き寄せ

風呂敷（７３６）秋の吹き寄せ　　　23-11作成

旅行先でHＰを見ていて　気が付いた。前作はすでに別名（６８８）でＵＰされていた！！。
帰宅して今　旅行先で描きあがったばかりの絵と入れ替えました。
ど～も、すいません。


う～む。
親戚からのラインやメールにはおおむね病気の話が多い。
昨日のラインでも　彼女が
腰が痛いので検査受けたら、背骨に三か所も圧迫骨折が見つかったとか。
気の滅入る話を告げてくる。

中高校一貫の女子高に行っていた私だが
5年前から　年賀状のやり取りを止めると彼女らに通告した。
何十枚も儀礼的にやり取りするのが　負担になってきたからだ。

「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いたします」
だけのやり取りで　図案をデザインして印刷するのが面倒。
手間とお金が無駄と思い出した。


2年前には固定電話も無くした。
メールアドレスも変えて新しいアドレスは送っていない。
住所は変わらないけど、こうすれば「やんわりと連絡拒否」できるだろうと。
何十年もあっていないのでは　「友達」ではなく
「かっての知り合い」。
そこいらですれ違う初見の通行人と同じ。

会っても別々に過ごした　知らない50年のある相手じゃ
話も盛り上がらない。興味も湧かない。

そして　多分　会って話す内容は　病気と健康の話。
なんか　別の話聞きたいよね～。
ワクワクする話を期待する方が無理があると知りつつも・・。

年を取るって　友達減るよね～。世界が狭くなるよね～。
若い頃から　お一人様が好きだった私には　
どうって事ない生活の変化なんだけど。

私とは180度の対極にいる主人には　寂しいらしい。
自分が発起人になって　週2回はあちこちで呑み会開催してます。

以前聞いた事があったけど
国際営業部で仕事していて、あまり仕事したくないのは
インド人、中国人、ユダヤ人だと言っていた。
そういう相手をしてきただけあって　家の近所や仲間から
嫌われ者のおじさん達でも　楽しくつきあえるそうで。
だから彼が声をかければ　たくさんの人が集まって来る。
特技だなぁ。


この間夕食の時　うっかりガザの話を振ったら
怒涛の解説が始まり、止まらない。
中腰のまま席を立てずにいたせいで、腰が痛くなった。
湿布薬を張る羽目に。
話しがしたいんでしょうね。
声を出すのも面倒くさい私とは真逆。

私が先に死んだら、ぜひ老人ホームへお入り遊ばせと進めておいた。
老人ホームの複雑な人間関係も　彼は楽々クリヤできるだろうと思える。
トラブル多発でも楽しめるタイプなんでしょうね。

本日は呑み会で主人留守。
一日中　話さないで済む。テレビの音もない。
私の好きな　無音の一日。