風呂敷（４６１）四月尽

風呂敷（４６１）四月尽（シガツジン）　　15-09作成

四月尽（シガツジン）とは春の最後の月である旧三月最後の日。五月上旬ごろ。

ゴールデンウィークの喧騒がやっと終わりました。
子供たちが学校に行ってくれて　ホント　ほっとする。
どこへ行っても　子供たちが走り回ってました。実にうるさい時期でした。

でかけたのは唯一　六本木にある国立新美術館の国展見学だけ。
知人が出品しているので出かけましたが
いつものように　開館一番に入館。ざっと見て回って40分ほどで出てきましたが
その時は入場者が列をなしてました。
芋の子を洗うような状態で　びっくり。

本当は主人も来るはずだったがドタキャン。
でも来なくてよかった。
彼は開館直後に入館…なんてしない人だから、2人だったらのんびり来たと思う。
さんざん並んで　ぞろぞろしながら見学して
絵は抽象ぽいものが多いから　彼は閉口しただろうし。
来ている子供たちも同じようなものだったはず。
こんなところに来る子供って　可哀そくない？
公園のがいいんじゃないの？と思うオババ。

帰りは同じ六本木にある母校に　久しぶりに立ち寄り
50年前を思い出しました。
ミッションスクールだけあって、いじめがなくとにかくのんびりした学生生活が送れましたが
「どえりゃ～退屈！」な日々でしたね。
だから娘は入れなかった。
公立校でクラスのリーダーで大活躍して実に楽しそうにみえてうらやましかった娘が　ある時
「私もミッションスクールに行きたかったのに。」と　のたもうた。

お互い　隣の芝生は青く見えるのね。