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イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから6頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

もうすぐなの~(^_-)-☆

2010年12月08日 | Weblog

 わたし~妊婦ちゃんよ ママさんが→ お腹見せて っていうと、どんどん足を広げて、大サービスしてお腹を見せちゃうの  だってママさんたら、お腹をなぜなぜしながら、お腹の中の赤ちゃんに話しかけたり・・・私に、よく頑張ってるね~いい子だ!いい子だ! って褒めてくれて→ ご機嫌なんだもん。だから、私も嬉しくて・・・いくらでもサービスしてお腹を見せちゃうのよ すると~ほかのわん達が、わっしょい・わっしょい と調子に乗って寄ってくるの・・・・そしてわたしの匂いを・・・クンクンクン(笑) 妊婦ということが分ってるのね。お腹の中のパピーちゃんの気配・匂いがするらしいわ。一緒に偽妊娠になったお姉さんもいるのよ。 普段は遠慮して寄ってこないのに(それは私が強くて、怒るから)・・・ママさんが触ってスキンシップしているときに、どさくさにまぎれて寄ってきては、クンクンするの  わたし~ママさんには、されるがままだけど・・・ほかのわん達が寄ってくると、うっとうしいのよ だからわん達には~ちょっと・・・あっちに行ってよ・・ってブーブー文句を言うのよ。

 

妊婦ちゃんは、交配して50日となりました。通常は交配後、62日前後で生まれるので、あと10日余りとなりました。

通常は、、食べることにはどん欲ではなく・・・好きなモノ・ささみ系のおやつにしか興味を示さなかったこの子が・・・何でも欲しがるようになり、管理人もビックリの状態です。普段は見向きもしない果物・バナナにもパクつきます。このあたりのギャップが可愛らしい~ 母になるってすごいです これは、母犬が要求しているのではなく→ お腹の中の赤ちゃんが求めているのです。 でも、妊娠犬の後期は、ほとんど運動をしなくなるので、食べたがるからと、たくさん食べさせてはいけません。だいたいの頭数も分っているので、その辺を考慮して食べさせる量を配分しています。

お腹の中の子犬の体重は、出産予定日の一週間~10日前から2倍に成長します。つまり今からですね。この時期は、今までよりも多めに食べさせて大丈夫です。食欲のある妊娠犬は、見ていても嬉しくなります。わんは自分で産みたいと決めたわけでなく・・・人間の都合で産んでもらうのですから・・・いつも管理人は言っておりますが・・・子犬を産んでくれる母犬には、私は敬意を表しています 大切な命を授かってくれて・・・その命を胎内で育て→ 産みだしてくれ・・・育ててくれる→ 素晴らしい母犬たち。そのような大変なお仕事をしてくれるのですから、私は、母犬達にはVIP待遇で接します。ヘンなVIP待遇ではなく、母犬の身体・精神面を大切にし、ストレスがないように気を配って、子育てを見守っていきます。

めったにないのですが、妊娠中にマタニティ・ブルーになり、食べ物を食べなくなる子がいます。そのような場合でも、母犬は自分の身をけずって、胎内の子犬に栄養を与えます。ですから、母犬が食べなくても優先的に子犬に養分がいくので、子犬はきちんと育って大きくなっています。長年経験していると、色々なケースがあり、お産って経験すればするほど、ヒヤヒヤなこともあります。10年ほど前のヨーキーのケースですが・・・妊娠後期にご飯をほとんど食べなくなり、病院に行くと・・・その当時の先生は、お腹がすいたら絶対に食べるから、ほっておいていい!とおっしゃったのです。それでも3日間も食べなかったりすると、心配で心配で・・・栄養サプリなどを飲ませて、何とか食べれるモノを食べさせながら・・やっとやっとお産へとこぎつけました。

陣痛が始まっても、母犬は自分の身体が痩せていて体力も弱っていたと思われます、いきむ力が弱く・・・すごく苦しんで大変でした。ブルブルと震え 嘔吐を繰り返しました。このままでは母犬の体力・身体のほうが心配になり、病院へ行きました。 先生は、帝王切開よりまずはと・・・陣痛促進の注射を打つことになり・・・陣痛が来るのを待ちながら、一匹目は先生が取り出してくれました。いきみが弱く、産道が開かないので、赤ちゃんは産道の手前を行ったり来たりで、なかなか出ることができず・・・先生と看護師さんが指を入れて引っ張って出してくださいましたが・・すでに死亡していました  その子は大きくて・・・先生は、この子が大きすぎたから、さえぎっていたんだな、とおっしゃいました。 

その後・・どうしますうか?と聞かれ、私は分娩台(診察台)の上で・・それは・それは苦しんで 一匹目を産んだ(というか、引っ張り出された)パトラを見ていたので・・・パトちゃんはお家で産みたいよね~  と強く思いました。その頃の私は、ベテランのお産婆ではなかったけれど、この病院で産むよりもパトラの為には良いと判断しました。 先生・・残りの子犬は、お家で産ませたいです。死産の子も一緒に、連れて帰ります・・・とお願いし、お家に連れて帰りました。 先生は死産の子はうちで処理してもいいが・・・どうする?と聞かれましたが・・・とんでもない!この子はパトラが、命がけで産んだ、大切な宝物  自宅に連れて帰り、大切に供養してあげる気持ちでいっぱいでした。 そしてその後・・その病院は、数年前に院長先生が亡くなったようで閉鎖されていました。

自宅に戻ったパトラは、お家に帰れて安心したようでした。 わんちゃんだって 心・プライド があります。 知らない所の分娩台で、知らない人に囲まれて産むのは嫌です。デリケートなんですよ。(でも心配なとき・自信がないときに、病院に行くことは必要です) パトラはおうちに帰り、私に~頑張ろうねパトちゃん~ と励まされて、私の掛け声に合わせて・・・ウ~ン・ウ~ンといきんでくれて・・・無事に残りの二匹の子犬を産んでくれました。妊娠中はあまり食べなかったパトちゃんでしたが・・・何と子犬達は皆大きく育っていて180~200gくらいありました。 ヨーキーは平均100~150gくらいです。 パトちゃん・・・自分の身をけずって子犬達に栄養を与えていたのです。母になるってすごい!大偉業です このときのヨーキーのお産は、忘れられないお産・ベスト3に入ります。 ありがとう!パトラちゃん。そのパトラちゃんは、うちのルビーが産んだ子でした。 H・Pの 管理人の想いの→ さようならルビーちゃんに写真を載せています。我が家のヨーキーは、ルビーとパトラの2匹だけでした。今は、もういません。

今回の妊婦ちゃんは、こんなに食欲旺盛なのですから~わたくし的にはわりと安心しています。妊娠犬の様子・状態をみていると、お産時のイメージが想像できます。とはいっても無事に産まれてくれるまでは・・・緊張です 楽しみ&ちょっとドキドキです。

 


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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尊敬 (miki)
2010-12-09 00:47:34
イタグレを飼いたい!
と、思い始めてからずっと拝見させていただいてます。
イタグレに対する思いや、こだわりに感心、勉強させてもらっています。
自分の生活と照らし合わせながら、いつか管理人さんから、パピーを譲り受けたいと思っています。
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ありがとうございます。 (イノセントママ)
2010-12-09 11:02:59
mikiさん

ブログを見てくださっているそうで、ありがとうございます<m(__)m>
イタリアングレーハウンドは魅力があり・・はまりますよ。
私は、何頭かイタグレを飼ううちに、自分の好きなタイプを見出し(一丁前に・笑)こだわらせていただくようになりました。
うちの子・・本当に可愛いですよ← 親ばかです!

繁殖は年に2回くらいと少ないのですが、細く長く続けていくつもりです。
mikiさんのほうで、わんと暮らせる環境が整ったときに、子犬のご縁があれば嬉しく思います。
わんも人も、お互いに幸せになるためにめぐり会うのですからね(^^♪

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