イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから6頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

ストレス・MAXの一年前&癒してくれるパピーちゃん。

2020年07月31日 | Weblog

毎日・・忙しいです。私の能力では、成犬は10ワンのお世話が限界のようです。去年の今頃は、私はストレスで爆発しそうでした ショーに出したい意向の方から、いったん巣立っていった子をお預かりしていました。ショーに出したいから、松村さんの元へで訓練を兼ねてよろしくと頼まれて断りきれませんでした。1歳になっていたので子犬時期ではなく、大変ではあったけど一生懸命育てました。

でも今になり一年経って振り返ると、ストレスが溜まって(ワンに対してではなく、飼い主に対してです)精神的に参っていました。お預かりのワンちゃんが全くしつけをされていなかったので、ハウスも⇒NO!早朝の4時からギャンギャン鳴きながらハウスをバリバリ(@_@;) 女の子達に順に春の発情がくると⇒キチガイのようになって吠え続けていました。しかも、うちの男の子に対して、どのオス犬にも喧嘩を売りました。ガウガウガウガウと噛みつくばかり。同席させると喧嘩になりケガをするおそれがあるので、オス犬たちとは時間差でハウスタイムにしていました。本当に・・私の神経がすり減るほどに大変でストレスでした。

結局、その人はワンコが戻ることを拒否しました。ワンコを飾り物のように考えている人でした。しつけができない人で、好きなように部屋の中で自由にさせていました。だから犬のほうが上の立場です。そのお宅では、爪切りもさせなければ、ドッグフードも食べなくて、その方は悩んで次々にフードを代えていました。犬を飼っているのではなく、犬に飼われている状態です。

その方は有名な宝石のデザイナーさんでした。銀座のギャラリーで定期的に個展をされています。キレイなものがお好きなご夫婦です。直接お会いしました。芸能人のように際立って目立つ、洗練されたご夫婦でした イタリアングレーハウンドを迎えるにあたり、沢山のサイトを見てイノセントを選んだそうです。

以下の文は聞き流してくださってけっこうです。その方曰く、沢山のIGのブリさんの中から選んだのは、イノセントのIGが一番美しいからですと。そのお気持ちはありがたいですが・・・良い資質を持った子でも、しつけができなければ、原石は磨かれません。見た目が美しいからと飼われても、その子犬にしつけをして、良い子に育てるのが飼い主の役目です。子犬は、人間の子供と同じ。飼い主がしつけをしないことには、原石は磨かれずに・・ただの石ころのままです。

そんなことも知らずに、イタグレの子犬を迎えたその方は、あまりのハイパーさに手を焼き、お手上げになったのでしょう。ご夫婦仲が良くて旅行が好きだそうです。犬が居たら、自由に旅行できませんからね。

しかし、うちへ来たらどのワンも団体生活。ワガママは通用しません。その子はフードをよく食べ、ハウス訓練も慣れて、交代よ~の声で、自分からハウスに入るようになりました。来た当初、3・2kgまで減っていて、見るからにガリガリで可哀想でした。子犬のように貧相でした。これではショーに出せないな!とガックリしました。しかし~我が家に来てからみるみる身体が出来上がり、4kg近くなりました。人が変われば、犬も変わります、それゆえに元の家に戻れば、また・・おバカ犬になります。犬は人を見ます。

しばらくしてその方は、犬はもうイラナイ!と言いました。居なくなってすっきりしたようでした。ペットはアクセサリーではないです。命がある生き物です。その人は、犬を飼う資格はない に等しいでしょう。次に飼うことがあれば、イタグレではなく別の犬種がいいのでは。血統書を返してください。と何度かメールしましたが、全く返事はきませんでした。

私はそのワンを6か月預かり育てました。しつけも入り、良い子になりました。どこへ行ってもはずかしくないワンに成長しました。うちで15年を暮らすよりも、もっと幸せにしてくださるご家庭を・・水面下で探しました。男同士のケンカは死ぬまで続くので、うちに居てもオス犬たちはストレスになります。そしてステキなご家族とめぐり会いました。知っている方との良いご縁があって、今は新しいお宅で幸せにくらしています。

当時は幸い、隣の家が空き家だったので、ワンの鳴き声に気を遣う気持ちが少なくてすんだのですが。

現在は新たなご家族が入居されて、小さな子供さんが3人いらっしゃり、庭でよくバーベキューやキャッチボールをされています。だから、隣のようすを見ながら、ワンたちを庭に出さなくてはならず・・小さな子は遠慮がないので、ワンたちはびっくりして吠えます。すると、ウラの人が文句を言います。私はまた、小さなストレスとなっています。

そのように小さなストレスはあります。飼い主選びには慎重になります。忙しい毎日ですが、パピーちゃん達のようすが一番の癒しです。 

可愛い~ ママと触れ合ってしあわせ。

小さなお手てが可愛いね。

あくびしました~。

上の写真を撮った翌日です↓

くったくのない幸せなすがた。

女の子です。

男の子です。

気持ちいいね。

お顔をアップの写真です。女の子は舌をだして、気持ちよさそうね。

 

 

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コメント
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