１９９５年にイノセントの犬舎登録をしました。その間・・今に至るまで、色々なイタリアングレーハウンド達とご縁がありました。２５年ですからね～ワンコの寿命は１５年ほどです。何頭かのワンコ達を天国へと見送ってきました。ほとんどの子が、老衰で亡くなりました。
イタリアングレーハウンドは、見た目とは違って、丈夫で野性的です。身体だけでなくて、心＆精神面も強いです。よく食べます。サイトハウンドですから、食べ方も⇒パクッ
と来るときがあり・・指をかじられないように気を付けています。これはうちの旦那が与える時です。主人は、自分の食事の付け合わせの野菜を、あえて残して～ワンたちにあげるのが習慣になっています。
ワン達はそれを知っているから、食事が終わりに近づくと、主人の周りに集まります。
レタスやキュウリは毎日あげています。ブロッコリー・アスパラ・トマト・ビーンなども大好きです。主人は、パクッと来るからと～お箸で小さくちぎって銘々に与えています。私は・・癖になるからやめてよ
と言い続けてきましたが・・主人の楽しみなので・・諦めました。言っても聞いていない人
それぞれに可愛がりかたがあるのですから。よろしいです。
そのような中、パクッ！と食いつかずに、お上品に手のひらから食べる子が約３名。10名中に、約3名です。
その中の一人がこの子です ↓
ボク、ミケランジェロです。ミケ～こっち向いて～
と写真を撮っていたら。
は～い！ 私めがけて走ってきました。
この子は、今まで飼っていた男の子の中では一番上品です。しぐさや座った時の腕の組み具合。ごろ～ん
とくつろぐ姿など、どの所作も美しいです。親バカですみませんが・・芸術的に見えます。
女の子に発情・ヒートが来た時も、もちろんすごく反応しますが、キチガイにはなりません。パパになった経験は一度あります。その交配の所作も、スマートで紳士的でした。交配時は、本能だけのワンもいれば、ペアを組む女の子を大切に扱う男の子もいます。ミケは、女の子を大切に扱います
すべてにおいて上品です。
親バカですみません。本当に、貴公子のような男の子です。血筋・育ちが良いとは、このような子だな
と感じています。
そして、言葉も完全に理解しています。今月2歳になります。うちの子は、私の言葉やその時の空気を理解しています。それは私が、常にワンたちに話しかけているから。私の言葉や表情をストーカーのように見ています。
ミケ君は、庭での遊びに満足して・・部屋に戻りたくなると、このように土間に登って私を見ています。
お母さん～ボクは部屋に戻りたいよ。
お母さん、気が付いてくれないの。ボク、足を拭いてもらおうと待ってるんだけど。下に、足ふきのおしぼりがあるよ。足を拭かないと部屋に戻れないことを、どの子も理解しています。
だって、まだまだ遊びたくて、スリスリごろごろしてる子もいるんだから。この子達は、最後までゴロゴロと寝転んでいます。とっくに実が落ちてしまったサクランボの実の・・しぼんでしまって乾燥してしまった・・不潔なタネを探し出しています。それをバリバリと音を立てながらかみ砕いて食べています。
タネは身体に良くないと分かっています。こんな小さな庭ですが、私もいつも同行しています。悪いものを食べないようにと。ワンだけを庭に出すことはありません。
お母さん～ボクはずっとこの土間に乗って、部屋に入れてくれるのを待っているんだよ。はい！部屋に戻りたくなると、ずっと待っているんですよ。
貴方～ワンワンと吠えることもなく～管理人が気付いて～足を拭くまで～じっと待ってるのね。私は気が付いていても、もっと庭で遊ばせたい気持があるので、時々無視します。ワンの希望通りではなく、リーダーの都合に合わせられるように躾けています。他のワンたちの排泄が済むまで、お部屋はガマンです。
ほどよい頃に、もう戻るの～
と言って、私が抱いて4本の足を拭くのを待っています。本当に可愛い貴公子です。
今日もありがとうございました。
