土曜の朝はいつものように、ベッドの中で朝の連続テレビ小説を視てからゆっくり起床。青空が広がる秋の日、カラリとした気持ち良いお天気だ。俄然張り切って洗濯機を2回廻し、干し終えてから、午前中のヨガベーシックのクラスで汗を流す。
簡単に昼食を済ませ、すっかり乾いた洗濯物を片付けてから夫と出かける。
ターミナル駅で両親と待ち合わせ。気持ちはせっかちだがすっかり動作が遅くなった父のために、大事を取って母が1本早い電車に乗せてしまったという。時間キッカリに到着した私たちだったが、二人は座る場所もなく20分以上待ち続けたようで、待ち草臥れて父はちょっとご機嫌斜め。母は隣で舌を出している。
夕方前に無事、都心の高層ホテルにチェックインした。昨年は舞台自体がなかったので、一昨年まで3年連続で、ホームカミングデ―の前夜はこのホテルに前泊している。時期的に息子の体育祭とバッティングすることもあったが、今年は夫と2人でツインルーム。今回、夫が両親を誘ったところ、私がステージに乗る姿を見てみたいということで両親も同行している。父は到着するまでにかなり体力を使ったとみえて、チェックインするや否や、お昼寝休憩。息使いも荒く、なんだか聞いているこちらまで息苦しくなってしまう。終日一緒にいると、外の空気を吸いたくなるという母の気持ちが良く分かる。
思えば私の学生時代、父は入学式にも卒業式にも学園祭にも来ていない。
そんなことを想いながら、夕食のレストランの下見のため夫とお散歩。どこも若い人たちばかりで、なんだか場違いの中年夫婦であるなあ、と居心地が悪い感じ。
その後、予約した和食レストランで食事を終えて、早くも部屋に戻ってきた。母は小さい身体でしっかり完食していたけれど、父はお酒を飲んだら殆ど食事が進まなかった。昭和一桁世代で食べ盛りの時期に本当にひもじい思いをしたせいか、食事を残すのはもってのほか、という健啖家だったのだけれど。やはり目の前で親の老いを実感させられるのは何とも切ないものである。
とにもかくにも、泣いても笑っても明日が本番だ。オープニングセレモニーは例年のように講堂前の階段で、他の合唱団とジョイントで校歌を歌う。午後、講堂でのステージが1度、続いて教室棟でのステージが1度、この僅か15分のステージ2回のために、台風の日曜日や祝日を含めて7回、片道1時間半かけて練習に通ったわけである。もちろん、来年また同じステージに乗ることが出来るかはまったく分からない。今回が最後、という気持ちで(もちろん両親が揃って聴きに来るなどというのは最初で最後だろうと思う。)悔いのないように、これからの時間は最後の復習。ホテルの部屋でipodを流しながら楽譜と睨めっこの予定である。
簡単に昼食を済ませ、すっかり乾いた洗濯物を片付けてから夫と出かける。
ターミナル駅で両親と待ち合わせ。気持ちはせっかちだがすっかり動作が遅くなった父のために、大事を取って母が1本早い電車に乗せてしまったという。時間キッカリに到着した私たちだったが、二人は座る場所もなく20分以上待ち続けたようで、待ち草臥れて父はちょっとご機嫌斜め。母は隣で舌を出している。
夕方前に無事、都心の高層ホテルにチェックインした。昨年は舞台自体がなかったので、一昨年まで3年連続で、ホームカミングデ―の前夜はこのホテルに前泊している。時期的に息子の体育祭とバッティングすることもあったが、今年は夫と2人でツインルーム。今回、夫が両親を誘ったところ、私がステージに乗る姿を見てみたいということで両親も同行している。父は到着するまでにかなり体力を使ったとみえて、チェックインするや否や、お昼寝休憩。息使いも荒く、なんだか聞いているこちらまで息苦しくなってしまう。終日一緒にいると、外の空気を吸いたくなるという母の気持ちが良く分かる。
思えば私の学生時代、父は入学式にも卒業式にも学園祭にも来ていない。
そんなことを想いながら、夕食のレストランの下見のため夫とお散歩。どこも若い人たちばかりで、なんだか場違いの中年夫婦であるなあ、と居心地が悪い感じ。
その後、予約した和食レストランで食事を終えて、早くも部屋に戻ってきた。母は小さい身体でしっかり完食していたけれど、父はお酒を飲んだら殆ど食事が進まなかった。昭和一桁世代で食べ盛りの時期に本当にひもじい思いをしたせいか、食事を残すのはもってのほか、という健啖家だったのだけれど。やはり目の前で親の老いを実感させられるのは何とも切ないものである。
とにもかくにも、泣いても笑っても明日が本番だ。オープニングセレモニーは例年のように講堂前の階段で、他の合唱団とジョイントで校歌を歌う。午後、講堂でのステージが1度、続いて教室棟でのステージが1度、この僅か15分のステージ2回のために、台風の日曜日や祝日を含めて7回、片道1時間半かけて練習に通ったわけである。もちろん、来年また同じステージに乗ることが出来るかはまったく分からない。今回が最後、という気持ちで(もちろん両親が揃って聴きに来るなどというのは最初で最後だろうと思う。)悔いのないように、これからの時間は最後の復習。ホテルの部屋でipodを流しながら楽譜と睨めっこの予定である。