ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.4.3 プチ虹のサロン お花見ランチ

2011-04-03 21:42:14 | 日記
 昨日は夕食後、サウナとジャグシーを楽しみ、ぐっすり眠れた。
 今朝は遅めに起きて、これまたゆったりたっぷりバイキングの朝食。あいにくの曇り空で昨日よりだいぶ低い気温。びっくりするほどの寒さに、せっかく咲き出した桜もちょっぴり戸惑い気味だ。

 チェックアウトをして今日のお花見会のレストランに先着した。
 続々とメンバーが到着して、皆に夫と息子を紹介することができた。息子は初対面にもかかわらず、水を向けられた途端、先日のディズニーシーでの武勇伝の話が止まらなかった。
 お会いする前には「すぐに切れて怒りん坊の母ですが、見捨てないでよろしくつきあってやってください、と言ってやる予定だ」、と憎まれ口を利いていたが、実際には「今後とも母をどうぞよろしくお願いいたします。」と深々と頭を下げる姿にちょっぴり涙腺が緩んだ。そう、私の大切な友人たちは間違いなく息子にとっても大切な人たちであるに違いない、と思う。

 そして新年会と同じ個室で昼食会開始。朝食を食べてからほとんど1時間半ほどしか経っていない私は、最初少しペースが遅かったけれど、おしゃべりに花が咲くうちに、気が付けば3時間ほど経過し、桜餅のデザートまで残らず頂いた。一昨日までのお腹の気持ち悪さなどどこへやら、といった調子だ。

 部屋の外はガラス窓一枚隔てて一面桜の木、というとても贅沢なシチュエーションだったが、まだぽつりぽつりとしか花開いていないのがちょっと残念だった。予約した頃は、このあたりが満開だろう、と狙っていたのだけれど。
 先週のあけぼのハウスでお会いしたときの話の続きで、治療のことに加えて地震以降の気持ちの閉塞感等が話題になる。こうしてお花見会をやっていることさえ何となく後ろめたいような気がする、という声も上がったが、決して馬鹿騒ぎをするわけではなし、こうして桜を愛でたりする時間があってこそ、閉塞感を振り払い、治療に前向きになれるのではないだろうか。それに、来月も治療の合間に海外旅行を予定されているTさんの積極的なお話を伺うと元気になる。
 あっという間に4時間が経過し、庭園で記念写真を撮影後、お別れした。花見団子や海外旅行のお土産等を頂き、幸せに帰宅した。

 夫と息子は私と別れたのち、川崎大師に寄って溜まっていたお札等をお返しし、護摩を焚いて頂いて私の長寿(健康、とは言えなかったので、ということだ。)を祈願してきてくれた。また義援金も出してきたということだ。
 3週間が経ち、被災地の方たちの今後のことを思うと本当にいくら義援金をお出ししても足りないような気がする。

 いよいよ今週は息子が新学期を迎える。入学式が予定通りできるかどうかの最終連絡がいまだに来ないが、なんとかけじめの式が出来ることを願ってやまない。
 そして、私にとっても明日からはまた新しい1週間が始まる。人事異動が落ち着くまでまだ当分ざわざわするだろうから、人疲れもしそうだ。今日は早めに休もうと思う。

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