ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.2.9 ほぐした身体で雪道の人助け、タイケルブ再開

2014-02-09 18:48:05 | 日記
 それにしても、20年ぶりという見事に降り続いた記録的な大雪だった。
 昨日、息子は試験が終わり、通常なら1時間半あれば帰ってこられる場所にいたのに、私鉄の特急は運休で、ぎゅうぎゅう詰めの各駅停車に乗り、結局、2時間半以上かかって帰還した。とにもかくにも、無事に帰ってきてくれて本当にほっとした。どこかで足止めを食らって一人でまたホテル泊、というのではあまりに可哀想。

 早めに寝かせ、今日はまた気持ちを新たに、と塾に送り出した。一面の銀世界で、眩しくて目が開けられないほど。団地周辺は既に雪かきがされていたけれど、それにしても足元は非常に悪い。格好悪いなどと言っていられないし、滑って怪我でもしたら縁起が悪いし大変、と長靴で出かけさせた。夫は頑張って雪かき作業隊に参加。風が強かったせいで吹き溜まりができていて、雪かきは大変そう。

 その後、掃除と洗濯を済ませ、私はまたヨガスタジオへ。半年ほど前に、私が利用している店舗から別の店舗に異動した人気インストラクターKさんの出張ワークショップ(Kさんオリジナルのほぐしヨガ)のレッスン。いつもは大入り満員で、予約を入れるのも難しいほどの寿司詰め状態だが、さすがにこのお天気で、12名という定員の3分の1の贅沢な人数。一人ひとり丁寧に見て頂き、大満足。

 買い物をして、再び雪道を緊張しながら歩いた。膝上までのレインブーツは本当に力強い味方、大活躍だ。
 帰途、バランス悪く何度も転びそうになっている年配の男性とすれ違った。大丈夫かな、と思った途端、バランスを崩して植え込みに転んでしまった。ズブズブと雪の中に両手をついてしまって動けない。「大丈夫ですか?」と声をかけると「大丈夫です。」とおっしゃるので歩き出したが、振り向くと、立とうとされているが、なかなか立ち上がれない。戻って右肩を引き上げたけれど、それでも立ち上がれず、「重くて申し訳ないですが、両肩を持ち上げてもらえませんか。」と言われ「私も力がなくて・・・」と、両方に荷物を持っている身でなんとか立ち上がらせることが出来た。「ありがとうございました。大丈夫です。」と言われたので、また歩き出してはみたが、振り返れば立ちはしているものの歩き出せない様子。ちょうど前方から男性が、後方から女性の2人連れがみえたので、事情を話して歩き出せるまで力を貸してもらった。
 なんとか歩き始められたのを確認して、私はそのまま再びヨチヨチ歩きで家を目指したけれど、この雪道を普通のスニーカーで歩くのはちょっと厳しいのではなかったか。無事に目的地に辿り着けたのか気になっている。
 一旦帰宅して、夫と二人で都知事選の投票にも出かけた。その時点で投票率は25%と掲示されていたが、この悪天候、最終的にどこまで伸びるだろう。

 さて、体調。今朝も明け方腹痛で目覚め、泥便が2回。その後は落ち着いているけれど、一体いつになったら通常の便通に戻るものやら。おてもやん顔の湿疹はステロイドが功を奏して、マスクをしなくても(私の基準としては)大丈夫なくらいになった。そして、綿手袋の効力で手指を使う作業も随分楽だ。さすがに手の平はまだ赤くテカテカしており、指先の痛みがないわけではないが、ひところの何かする度に感じた焼けつくような痛みは徐々に治まってきている。

 分子標的薬タイケルブは先月28日夜の内服を最後に11日間休薬した。抗がん剤ゼローダは29日朝の内服が最後だが、こちらは当分内服しないことになっている。
 とりあえず今晩の就寝前からタイケルブ1錠を再開しようと思っている。明朝の便通次第ではまた考えなければならないけれど、なんといっても規定量の5分の1、なんとか私の体が受け入れてくれることを望みたい。
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