ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.2.9 束の間の二人暮らしに思うこと

2015-02-09 21:11:21 | 日記
 今回の帰省にあたり、息子から「ちょっと相談したいことがある」旨、LINEで連絡があった。
 ちょっと相談・・・、でこれまで良い話があったためしがない。夫と一瞬顔を見合わせ、身がまえた。
 要はいつも部活でお世話になっている(下宿に泊まらせて頂いている)先輩が上京するにあたり、2泊我が家に泊めさせてもらえないか、食事は朝食と初日の夕食だけでいいから、自分も手伝えることは手伝うので是非前向きに考えてほしいとのこと。

 は!?うーん、義母に泊まりに来てもらうのも大変だったことを考えれば、そんなの無理に決まっているじゃないの!と即答却下するのをようやく抑える。
 3LDKの団地住まいの我が家、恥ずかしながら荷物で溢れ、大人一人泊める事の出来る綺麗に片付いた客間など存在しない。学生が下宿に泊めるのとは訳が違うのだから、家中大掃除しなければならないし、しかも月、火と平日ではないか。火曜日は検査通院しなければならないし・・・もう殆ど約束してしまっていて、どうしてもというなら、近くのホテルに2人で泊まれば?と応じた。
 実際には、慌てて夜中に夫がホテルの手配をしてくれたのだが、折しも入試シーズンの所為か、この近辺のホテルはどこも満杯状態。先輩の用事は都心のターミナル駅ということだったので、あえてこちらの郊外に宿をとることもないし、と副都心のホテルをなんとか2泊確保した。

 息子は降ってわいたラリホー!の都心ホテル2泊。一人で宿泊代金を払ってチェックインするのも初めての体験である。行きたかったスポットが近辺にあるようで、殆ど遠足気分で夫の指導の下、リュックに荷物を詰めている。

 そんなわけで、今日明日は息子が不在だ。明後日も目一杯一日遊んでくるようだが、翌日はこちらが仕事なのだから、と釘をさすと、その日のうちには帰って来るとのこと。
 はぁ、毎日がイベント三昧な大学生の傍らには脛がまた一段と細る親・・・の図である。
 怖いものなし19歳、30数年前は親から見れば私もそんなお気楽な女子大生だったのか。なんとも羨ましいことである。

 それにしても寒い。立春からそろそろ1週間。日差しはなんとなく春めいてきているというのに今季最強の寒気がやってきているという。“寒いと痛い”の回路が出来てしまってなかなか辛い。こういう日はホットヨガで身体の中から温めるのに限るのだが・・・。

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