昨年の後半、半年にわたったハタフローヨガ・インテンシヴコース第1期を卒業した。第2期の開催は予定にありませんと伺っていたが、やはり受講を希望する方が多数だった模様。そのため、この7月から第2期が開始されるということを、リトリートからずっとご一緒しているHさんから教えて頂き、M先生にご連絡の上、再び参加させて頂くことにあいなった。
7月から半年間、月1日第一日曜日、1回3時間の6日間。講師は大好きなM先生。そして会場は、昨日の産休前Thank you Partyを区切りに産休に入られたSさんのスタジオである。
昨夜は心地よい疲れで興奮しつつも早く眠りについたが、寝苦しく2度ほどお手洗いに起きた。目覚ましをかけた時間よりも1時間早く起きて、のんびり身支度をしつつ過ごし瞑想をしてレストランへ。たっぷり朝食を摂り、ワクワクしながらスタジオへ向かった。
真っ青な空。朝から日差しが厳しい。まだ早いかなと30分ほど前に到着したが、既に多くの方たちがスタジオ入りしている。皆、始まりが待ちきれないといった風情だ。
受講生は19人。見渡すと第1期にご一緒した方が5人ほどいらした。そのうちのお一人であるFさんは、今やSさんのスタジオで第1期卒業生としてビギナー向けのハタフローヨガクラスのインストラクターを務めておられる。今日はお手伝いとして参加とのこと。
マットが車座に置いてある。私が患者会ASHAREさんで講師を務めさせて頂いている瞑想ヨーガのクラスに参加してくださったTさんの姿が見える。お隣にお邪魔して、ご挨拶する。
全員が揃って、まずは入学セレモニー。M先生は淡いピンクの華やかなサンドレス姿がとてもチャーミング。スタジオ正面にはガネーシャ像が置かれ、その隣にはお花が生けられ、美しい水晶と石マニアにはたまらないという希少なソラリスが置かれている。両脇には、第1期と同じ(と思われる)く、厚い(中身は真っ白な筈の)冊子が積み重ねられている。
まずは各々がマットの上で、背筋を伸ばして座り、M先生のガイドの元、呼吸を整え、ともに聖音オーム(ॐ)を唱える。21名が奏でるオームのあまりの共鳴の美しさにちょっと鳥肌が立った。これは素敵な空間になりそうという予感が実感に変わった瞬間だ。
M先生から第2期開講にあたり、第1期開講時の目的がお披露目される。
そして、中身は自分で書きこむ教科書とともに第1期はムーンストーンだったコース参加証として、レインボーオブシディアン(黒曜石)のペンダントを頂戴する。見かけは黒いが、光の加減で緑や紫等虹色に見える。瞑想を深め、導いてくれるというパワーストーンだそうだ。講座の時には一緒に過ごしてほしいとのことで、早速頂いたものを皆が胸元につける。前回頂戴したムーンストーンと重ねても良いということで、チェーンに通してつけようとするが、何分手袋をしており手が不自由な人なので、大苦戦。お隣のTさんが(私も手の痺れは分かるので、と)助けてくださる。かたじけなくも有難くお願いする。
全員が教科書とペンダントを手にした後は、先生がご自身の教科書に用意されている各個人頁の順に基づき名前を呼ぶので、自己紹介とこのクラス受講の目的について皆にシェアしてくださいとのお達し。
そして、この中のことはこの中で留めるということだけ約束をしてくださいと仰る。学びを深めていく上でどうしてもプライベートな部分に触れずにいられないことがあるためだ。
トップバッターはHさん。そして私は6番目に呼ばれた。さて、どこから話そうかと思案していると、M先生が「○○さんはHさんと同様、S先生の瞑想ヨーガの講師養成講座を修了し、今、クラスを始めており、ブログも書いてこのクラスのこともまとめてくれています。」ともったいないお言葉をくださる。予期せぬご紹介にいきなりしどろもどろ。
そう、お隣に座られたTさんも私のブログのインテンシヴコースの記事をM先生から紹介されて今回のコースを申し込まれ、私のクラスにも参加してくださっているのだ。有難いご縁である。
これはもう話してしまった方が、と「乳がんを患って13年余り、再発して10年以上化学療法を続けています。」とカミングアウトしてしまう。ヨガ歴は長くなったものの、実際にはきちんと立つことすら出来ていないのではないか、ということに気づいた頃、Sさんと出会ったこと。Sさんの指導者養成コースを終えて、呼吸し、瞑想し、胸を開く心地よさを、同じ病の人たちに少しでもお伝えしたいと思っていた折、患者会からクラス開講についてのお話を頂き、今年から月1のペースで開講していること。1期に参加した半年間、実に色々なことを気づかせて頂くとともに、体調管理の励みにもなったため、また今回参加させて頂きました、とお話した。
その後、お一人お一人がお話している間に最後の方の途中で、早くもクラスの予定終了時間になる。
それぞれが目指すものは違うように聞こえるが、志に通じるものは同じように思う。各人が発言をすると、それぞれの方に対して、実にスピーディに的確に話を整理され、コメントされるM先生は流石、の一言である。お話を聴きながら、今回も沢山の気づきを頂き、頷くことしきり。既にインストラクターを勤められている方、遠方から参加されている方もおられる。
ご縁を頂いた方たちとともにこれからの半年間、少しでも進化していきたい、と強く思う。自分の話をこんなに真剣に人様に聴いて頂く機会は、貴重かつ贅沢なものだ。それこそが、これからの半年間の学びの幕開けとして大切な時間である。だから、今日は(身体を動かすことなくここに特化して)時間をたっぷりとりました、と仰るM先生の意図を心に刻む。
そして恒例の課題が発表される。心の底から心震えた時間について1つ以上書いてくること。1か月のうちにそんな経験が一度もない筈はないので、最低1つ。沢山あっても良いが、同じことを2つの言い回しで言うことはNG とする。そして、そういう瞬間に繋がるために、反していたり矛盾している行動を変えていくこと、またそうした瞬間を導きやすい行動を率先して行うこと。それは何かを書いてくること、である。
ただし、こうした心の底から心震える瞬間とは、自分が落ち着いてクリアでないとなかなか迎えづらいものである。だから、一日の活動が始まる前に1分で良いので瞑想、もしくは座って静かにする時間を取ること、そしてそういう瞬間を探すことを習慣にすること。と、朝の静かな時間を送るためのガイドをしてくださって、一旦終了。この結果をシェアすることから来月のクラスはスタートだ。
最後に、M先生がリトリートで収穫されたという、梅の飲み物をご用意くださった。不思議で複雑な美味しさが身体に染み渡る。Sさんが差し入れしてくださったドライフルーツとさくらんぼもお皿に並び、皆で滋味深い甘さを嬉しく賞味した。
昼食後は第1期の卒業生中心に身体を動かす2時間のワークショップを開催することになっている、というアナウンスがあったが、身の程を知る私は無理せず、ご挨拶してスタジオを後にした。
飲み物とフルーツですっかり満足してしまい、ひとまずランチは摂らずに電車に乗る。それにしても暑い。照り返しでフラフラする。夫に乗り込んだ電車を連絡すると最寄り駅まで迎えに来てくれた。駅前レストランで遅いランチを摂り、既に一人でランチを済ませていた夫にお茶とパフェをご馳走した。
こうしてまた新しい学びに足を踏み入れた。これから半年間、自分を見つめ自分に向き合い再び進化を続けていけるのか、今から楽しみなことである。
明日から新しい1週間。まだまだ当分厳しい暑さが続きそうだ。仕事もそれなりに色々入っていている。せっかくの休薬期間、暑さ負けしないように朝の瞑想の時間を大切にしつつ、過ごしていこう。
7月から半年間、月1日第一日曜日、1回3時間の6日間。講師は大好きなM先生。そして会場は、昨日の産休前Thank you Partyを区切りに産休に入られたSさんのスタジオである。
昨夜は心地よい疲れで興奮しつつも早く眠りについたが、寝苦しく2度ほどお手洗いに起きた。目覚ましをかけた時間よりも1時間早く起きて、のんびり身支度をしつつ過ごし瞑想をしてレストランへ。たっぷり朝食を摂り、ワクワクしながらスタジオへ向かった。
真っ青な空。朝から日差しが厳しい。まだ早いかなと30分ほど前に到着したが、既に多くの方たちがスタジオ入りしている。皆、始まりが待ちきれないといった風情だ。
受講生は19人。見渡すと第1期にご一緒した方が5人ほどいらした。そのうちのお一人であるFさんは、今やSさんのスタジオで第1期卒業生としてビギナー向けのハタフローヨガクラスのインストラクターを務めておられる。今日はお手伝いとして参加とのこと。
マットが車座に置いてある。私が患者会ASHAREさんで講師を務めさせて頂いている瞑想ヨーガのクラスに参加してくださったTさんの姿が見える。お隣にお邪魔して、ご挨拶する。
全員が揃って、まずは入学セレモニー。M先生は淡いピンクの華やかなサンドレス姿がとてもチャーミング。スタジオ正面にはガネーシャ像が置かれ、その隣にはお花が生けられ、美しい水晶と石マニアにはたまらないという希少なソラリスが置かれている。両脇には、第1期と同じ(と思われる)く、厚い(中身は真っ白な筈の)冊子が積み重ねられている。
まずは各々がマットの上で、背筋を伸ばして座り、M先生のガイドの元、呼吸を整え、ともに聖音オーム(ॐ)を唱える。21名が奏でるオームのあまりの共鳴の美しさにちょっと鳥肌が立った。これは素敵な空間になりそうという予感が実感に変わった瞬間だ。
M先生から第2期開講にあたり、第1期開講時の目的がお披露目される。
そして、中身は自分で書きこむ教科書とともに第1期はムーンストーンだったコース参加証として、レインボーオブシディアン(黒曜石)のペンダントを頂戴する。見かけは黒いが、光の加減で緑や紫等虹色に見える。瞑想を深め、導いてくれるというパワーストーンだそうだ。講座の時には一緒に過ごしてほしいとのことで、早速頂いたものを皆が胸元につける。前回頂戴したムーンストーンと重ねても良いということで、チェーンに通してつけようとするが、何分手袋をしており手が不自由な人なので、大苦戦。お隣のTさんが(私も手の痺れは分かるので、と)助けてくださる。かたじけなくも有難くお願いする。
全員が教科書とペンダントを手にした後は、先生がご自身の教科書に用意されている各個人頁の順に基づき名前を呼ぶので、自己紹介とこのクラス受講の目的について皆にシェアしてくださいとのお達し。
そして、この中のことはこの中で留めるということだけ約束をしてくださいと仰る。学びを深めていく上でどうしてもプライベートな部分に触れずにいられないことがあるためだ。
トップバッターはHさん。そして私は6番目に呼ばれた。さて、どこから話そうかと思案していると、M先生が「○○さんはHさんと同様、S先生の瞑想ヨーガの講師養成講座を修了し、今、クラスを始めており、ブログも書いてこのクラスのこともまとめてくれています。」ともったいないお言葉をくださる。予期せぬご紹介にいきなりしどろもどろ。
そう、お隣に座られたTさんも私のブログのインテンシヴコースの記事をM先生から紹介されて今回のコースを申し込まれ、私のクラスにも参加してくださっているのだ。有難いご縁である。
これはもう話してしまった方が、と「乳がんを患って13年余り、再発して10年以上化学療法を続けています。」とカミングアウトしてしまう。ヨガ歴は長くなったものの、実際にはきちんと立つことすら出来ていないのではないか、ということに気づいた頃、Sさんと出会ったこと。Sさんの指導者養成コースを終えて、呼吸し、瞑想し、胸を開く心地よさを、同じ病の人たちに少しでもお伝えしたいと思っていた折、患者会からクラス開講についてのお話を頂き、今年から月1のペースで開講していること。1期に参加した半年間、実に色々なことを気づかせて頂くとともに、体調管理の励みにもなったため、また今回参加させて頂きました、とお話した。
その後、お一人お一人がお話している間に最後の方の途中で、早くもクラスの予定終了時間になる。
それぞれが目指すものは違うように聞こえるが、志に通じるものは同じように思う。各人が発言をすると、それぞれの方に対して、実にスピーディに的確に話を整理され、コメントされるM先生は流石、の一言である。お話を聴きながら、今回も沢山の気づきを頂き、頷くことしきり。既にインストラクターを勤められている方、遠方から参加されている方もおられる。
ご縁を頂いた方たちとともにこれからの半年間、少しでも進化していきたい、と強く思う。自分の話をこんなに真剣に人様に聴いて頂く機会は、貴重かつ贅沢なものだ。それこそが、これからの半年間の学びの幕開けとして大切な時間である。だから、今日は(身体を動かすことなくここに特化して)時間をたっぷりとりました、と仰るM先生の意図を心に刻む。
そして恒例の課題が発表される。心の底から心震えた時間について1つ以上書いてくること。1か月のうちにそんな経験が一度もない筈はないので、最低1つ。沢山あっても良いが、同じことを2つの言い回しで言うことはNG とする。そして、そういう瞬間に繋がるために、反していたり矛盾している行動を変えていくこと、またそうした瞬間を導きやすい行動を率先して行うこと。それは何かを書いてくること、である。
ただし、こうした心の底から心震える瞬間とは、自分が落ち着いてクリアでないとなかなか迎えづらいものである。だから、一日の活動が始まる前に1分で良いので瞑想、もしくは座って静かにする時間を取ること、そしてそういう瞬間を探すことを習慣にすること。と、朝の静かな時間を送るためのガイドをしてくださって、一旦終了。この結果をシェアすることから来月のクラスはスタートだ。
最後に、M先生がリトリートで収穫されたという、梅の飲み物をご用意くださった。不思議で複雑な美味しさが身体に染み渡る。Sさんが差し入れしてくださったドライフルーツとさくらんぼもお皿に並び、皆で滋味深い甘さを嬉しく賞味した。
昼食後は第1期の卒業生中心に身体を動かす2時間のワークショップを開催することになっている、というアナウンスがあったが、身の程を知る私は無理せず、ご挨拶してスタジオを後にした。
飲み物とフルーツですっかり満足してしまい、ひとまずランチは摂らずに電車に乗る。それにしても暑い。照り返しでフラフラする。夫に乗り込んだ電車を連絡すると最寄り駅まで迎えに来てくれた。駅前レストランで遅いランチを摂り、既に一人でランチを済ませていた夫にお茶とパフェをご馳走した。
こうしてまた新しい学びに足を踏み入れた。これから半年間、自分を見つめ自分に向き合い再び進化を続けていけるのか、今から楽しみなことである。
明日から新しい1週間。まだまだ当分厳しい暑さが続きそうだ。仕事もそれなりに色々入っていている。せっかくの休薬期間、暑さ負けしないように朝の瞑想の時間を大切にしつつ、過ごしていこう。
昨日はお疲れ様でした。そして色々フォローして頂き、ありがとうございました。
第2期のインテンシヴコース、とても良いスタートが切れましたね。
こちらこそ、先日ご参加頂いた瞑想ヨーガのクラスでは殆どお話出来なかったので、またお目にかかることが出来て嬉しかったです。
M先生、素敵ですよね。
本当に密度の濃い3時間だったので、どうまとめようかと苦心しました。上手くお伝え出来たのなら嬉しいです。
来月、そうですか。前回のシェアをしながら進みますし、課題の連絡もあると思いますし、私も記事にアップしますので、ご参考にされてください。責任重大ですね。
大丈夫です。落ちこぼれなんて、私だってしんがりで、なんとかついていく感じですから。Peacefulで素敵な皆さんの胸を借りて、お互い頑張り過ぎずに頑張りましょう。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
昨日の隣のTです(笑)
昨日はロッキングチェアさんとの再会、とっても嬉しかったです。M先生のお人柄に惹かれて講座に申し込んだものの、不安でいっぱいだったのでとても心強いです。
そしていつもながら、こんなに丁寧に密度の濃い講座の内容をクリアにまとめていただき感謝しかありません。
来月は以前からの予定があって、泣く泣く一回欠席となってしまい、いきなりのオチコボレ危機なのですが、ロッキングチェアさんはじめ、みなさんのお力を借りて少しでもついていけたらな…と思っています。
本当にpeacefulな素敵な集まりですよね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。