ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.6.30卒業生として均整術クラス参加、そして産休前Thank you Party!

2018-07-01 21:19:58 | ヨガ
 6月最終日。まさかの梅雨明け宣言で、朝からとんでもない暑さだ。予約していたリフレクソロジーがキャンセルになって、ぽっかりと午前中の予定が空いた。
 朝の連続テレビ小説を視てからのろのろと起き出す。朝食は夫が用意してくれたものを有難く頂く。
 風は適度にあるし、お天気はピーカン。これはもう大洗濯をするしかない、とカバーリングからクッションから、洗えるものを全て洗濯機に入れて廻すこと5回!薄物はあっという間に乾いてくれるので、ベランダに干しきれないということもなく、実に効率的。
 少し早めのお昼に素麺を頂き、目指すはSさんのスタジオだ。

 Sさん産休前の最後のレッスンには、予期せぬ大阪北部地震に遭遇して帰京が送れ、参加出来ずに涙を呑んだ。7月末に出産を控えたプレママSさんにお会い出来る最後のチャンスが産休前のThank you Partyだ。

 おりしもK先生による第8期生均整術講師養成コース基礎講座の3日目。去年の7期生は20人もの参加者で、卒業生が加わるとスタジオ一杯満員御礼だった。卒業生はいつでも参加出来ますという有難いシステムだけれど、あまりお邪魔になってはいけないと参加をご遠慮していた。

 昨秋7期生として均整術師の資格を頂いたわけだけれど、実践をする機会もそれほどなく、せっかく教えて頂いた手技を忘れてしまいそうで気になっていた。先生にLINEで「午後から参加させて頂いてよろしいでしょうか。」と確認すると、「どうぞお待ちしています。」という嬉しいお返事を頂いたので、お言葉に甘えて参加させて頂くことにした。
 受付に行くと、まん丸なお腹のSさんや、ご無沙汰していたK先生が迎えてくださる。そして卒業生のIさんたちの姿も。Sさんには「お目にかかれて嬉しいです。」とご挨拶し、ちょっぴりお菓子をお渡ししてからロッカーでお着替え。

 スタジオに入ると、土曜日コースは参加者が少ないとのことで、私を含めて卒業生が5名参加されていたが、それでもゆったり贅沢スペースである。奇数人数だったので、受講生のSさんとペアを組むようにとのこと。Sさんとは瞑想ヨーガクラスでも何度かお会いしており、面識がある方だ。

 参加者のお友達だという被験者の方がいらしており、先生が股関節をあっという間に調整された後は、顔面均整法。K先生(画伯)お得意の図解入りで、昨年教えて頂いた色々な手技を徐々に思い出す。早速ペアのSさんに一通りの施術をさせて頂く。やってみると、なんとなく手が覚えている部分もあって、実際にやらないとやはりだめですね、と実感。交代してSさんにやって頂いたが、指先の暖かさやチカラが程よく、初めてとは思えないほどお上手で、すっかりリラックスした。外は猛暑だが、適度に冷房が効いているスタジオ内で極楽の時間を過ごす。後半は首や鎖骨部分も解しあい、すっかりいい気分で3時間弱の午後の時間を過ごした。

 クラスが終わると、待っていましたとばかり産休前Thank you Partyの準備がスタート。今やこのスタジオのインストラクターとして活躍されている指導者養成コース同期の面々が助っ人になって、テーブル等をテキパキと用意していくのを少しお手伝い。
 急いで着替えを済ませ、受付のAさんに会費をお支払いして、スタジオへ入る。元気一杯な小さなお子様連れのパパママも沢山参加しており、和むこと和むこと。自然に笑顔がこぼれるのが判る。

 茶道講師であるS先生のご主人がウェルカムドリンクとしてご用意された冷たいお抹茶と手づくり和菓子、薯預金団(じょうよきんとん)を頂く。ひんやり冷たいお茶の渋みと上品な甘み、優しい甘さのお芋のお菓子の美味しかったこと。Sさんから、まずはこれまで面識のない方と3人、自己紹介をしながらお喋りしてくださいね、とアイスブレーキングタイムが設定される。私がお話した方の中には北関東からおいでの方もおられた。

 おまちかねの夕食はアーユルヴェーダだ。お店の方からのご説明で、どれもこれも妊婦さんにとても良いとされる食材をたっぷり取り入れているとのこと。いや、これはもう妊婦さんに限らず誰が頂いても美味しくて身体に良いでしょう、というお野菜たっぷりのヘルシーなお料理の数々に舌鼓。デザートに頂いたクッキーには赤ちゃんのイラスト付き。その優しい心遣いにほっこりする。

 お子様たちを含め50人ほどが参加されていたので、全員が椅子に着席ではなく、床で思い思いに座るピクニックスタイルでのパーティーだ。和気あいあいと美味しいお料理片手にあちこちで会話が弾む。懐かしい指導者養成コースのメンバーともお久しぶり、と会話が弾む。

 昨年のインテンシヴコースの途中でおめでたが分かったYさんが、生後2ヶ月の女の赤ちゃんを連れてこられていた。こわごわ抱っこさせて頂いたが、じっとこちらを見つめて大人しく抱っこされてくれたAちゃん。なんとも言えない命の重さを感じ、その生命力を頂き、知らず知らずにこみ上げてくるものがある。
 指導者養成コースでご一緒したAさんの6か月の坊やにも、初めましてのご挨拶が出来た。こちらはそろそろ人見知りも始まって、抱っこさせて頂いたものの、やっぱりママがいい、とべそをかかれてしまった。3、4歳のお兄ちゃんやもう少し大きなお姉ちゃんたちも床にゴロゴロしてみたり、走り回ってブロックを積み木にして遊んでみたり、色々お喋りしてくれたり。

 最後は、指導者養成コースの時にクリパルヨーガを教えてくださったA先生とご主人によるキーボードと打楽器の伴奏で、Sさんリードのもと贅沢なキールタンと瞑想の時間を過ごさせて頂いた。
 ガーヤトリーマントラを唱え、オーム(ॐ)を唱え、ガネーシャ、シヴァのキールタン、そして最後は皆でハレルヤを3回。

 その後、Sさんがご挨拶をされたが、10年近く前に独立してご自身でスタジオを始められた時には、瞑想やキールタンに興味を持つ方はまだ少なく、生徒さんが集まらずに開講出来ないことも多々あったそうだ。それが今や、こんなに沢山の方が一緒に瞑想し、キールタンを唄ってくださることが本当に嬉しい、と涙混じりにお話された。
 これまで自分がスタジオを留守にすることはなかったが、沢山の先生たちが不在中を支えて盛り立ててくださいます、とのこと。指導者養成コースの同期のIさん、Nさんをはじめ7名が銘々講師としてご挨拶をされたのを眩しく頼もしく、そして一緒に学ばせて頂いた私までとても誇らしく拝見した。

 名残惜しかったけれど、お開きタイム。エントランスで一人一人お見送りされるSさんにお礼のご挨拶。「しばしお目にかかれず寂しいですが、今度は赤ちゃんとご一緒のお披露目を楽しみにしています。」と幸福に満ち満ちたまん丸なお腹を触らせて頂いて、スタジオを後にした。

 翌日からまた新しいコースが始まるため、そのままスタジオ近くのホテルにチェックイン。均整術で身体を解し、パーティでキールタンを唄い、瞑想をして心を解すことが出来た至福の土曜日。
 幸せな気分で入浴し、Sさんの声のヨガニードラ(寝っ転がり瞑想)を聴きながらうっとりと眠りについた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018.6.30 受動喫煙対策に思... | トップ | 2018.7.1 真っ白な教科書が2... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。