昨日は昼食を終えたくらいから頭痛が始まった。ロキソニンを飲んでも収まらないどころか、胸痛も加わって悪化の一途。片付けなければならない仕事があるので早退も出来ず、仏頂面をぐっと堪えつつなんとかやり過ごす。
夜には息子が春休みで帰省するというのに・・・とりあえず定時に職場を出て、いつもの金曜日と同様、玄関前のポーチに置かれた1週間分の生協からの配達食料品を取り入れる。洗濯機を回し、夕食の支度をほぼ終えたところで、横になって夫と息子の到着を待った。
元気に「ただいま!」と帰ってきた息子とともに、ほぼ1か月ぶりに3人揃っての夕餉を終えた。再度ロキソニンのお世話になったが、お風呂で温まりベッドに入る頃にはようやく落ち着いた。
今日は、恒例 “ベッドで連続テレビ小説鑑賞”の幸せな土曜の朝を過ごして、ゆるゆると始動。息子は花粉症の薬をもらいにかかりつけの耳鼻科クリニックに行き、その間、夕食の仕込みと掃除を済ませて家を出た。
昨秋、実家の最寄駅前に大きなショッピングモールがオープンした。夫はマイ電動自転車で既に訪れているのだが、息子と私は初めて。先日、ご機嫌伺いに実家を訪れてくれた夫から「一日中機嫌の悪いお父さんの相手で、お母さんは相当ストレスが溜まっているようだから、ガス抜きが必要じゃないか」と言われ、母と待ち合わせをしてここのレストランでお昼を摂ることになっていた。
父はお正月早々お風呂で転び、めっきり体調を崩して気持ちも弱ってしまい、外出もままならないと聞いていた。ところが、父がショッピングモールに一度行ってみたいと言い出し、母も、父が全く歩かずに家にいると、本当に歩けなくなるから、と強引に連れてきたようだった。が、いざ出かけてみると、普通なら徒歩10分もかからない距離を、何度も休み休みでそれは大変だった様子。無理しないで家で留守番していればよかったのに・・・とも言えず、夫がサービスセンターで車椅子を借りてくれる。
とりあえず食事を済ませ、落ち着いたところで両親は一足先にタクシーで帰宅。私達はモール内のあちこちを覗いてから実家へ向かった。先日の銀婚式旅行のお土産と、少し早いけれど父へのバレンタインのプレゼントを持参して。
それにしても、木造の古い一軒家だから寒いことこの上ない。息子の出産時、2月の一番寒い時期に1か月お世話になったが、それはそれは寒くて、早く(鉄筋コンクリートの)自宅に帰りたかったのを思い出す。今や両親は、いつも狭いダイニングルームの空間だけで暮らしているから、応接間には見事なまでに暖はない。小一時間いたところで、日も陰り、寒くて胸痛が出てきてしまう。これはまずい、と早々に退散してきた。
父は86歳。60年近く連れ添った母でさえ、このところの父の衰えに戸惑っている様子だ。応接間のテーブルには、朝日新聞の医療サイトアピタルに「町医者だから言いたい!」を連載されている長尾和宏先生の著書「平穏死10の条件」が置いてあったので、借りてきた。こんなのを読んでいるんだ・・・と、逆縁を避けたい娘としてはちょっぴり複雑な気持ちだ。
私の年齢で両親が揃っているのはとても幸せなことだと思う。とともに、避けられないことだと頭では分かっているけれど、親の老いを目の当たりにするのはなんともしんどいことであると思う土曜日の夜である。
夜には息子が春休みで帰省するというのに・・・とりあえず定時に職場を出て、いつもの金曜日と同様、玄関前のポーチに置かれた1週間分の生協からの配達食料品を取り入れる。洗濯機を回し、夕食の支度をほぼ終えたところで、横になって夫と息子の到着を待った。
元気に「ただいま!」と帰ってきた息子とともに、ほぼ1か月ぶりに3人揃っての夕餉を終えた。再度ロキソニンのお世話になったが、お風呂で温まりベッドに入る頃にはようやく落ち着いた。
今日は、恒例 “ベッドで連続テレビ小説鑑賞”の幸せな土曜の朝を過ごして、ゆるゆると始動。息子は花粉症の薬をもらいにかかりつけの耳鼻科クリニックに行き、その間、夕食の仕込みと掃除を済ませて家を出た。
昨秋、実家の最寄駅前に大きなショッピングモールがオープンした。夫はマイ電動自転車で既に訪れているのだが、息子と私は初めて。先日、ご機嫌伺いに実家を訪れてくれた夫から「一日中機嫌の悪いお父さんの相手で、お母さんは相当ストレスが溜まっているようだから、ガス抜きが必要じゃないか」と言われ、母と待ち合わせをしてここのレストランでお昼を摂ることになっていた。
父はお正月早々お風呂で転び、めっきり体調を崩して気持ちも弱ってしまい、外出もままならないと聞いていた。ところが、父がショッピングモールに一度行ってみたいと言い出し、母も、父が全く歩かずに家にいると、本当に歩けなくなるから、と強引に連れてきたようだった。が、いざ出かけてみると、普通なら徒歩10分もかからない距離を、何度も休み休みでそれは大変だった様子。無理しないで家で留守番していればよかったのに・・・とも言えず、夫がサービスセンターで車椅子を借りてくれる。
とりあえず食事を済ませ、落ち着いたところで両親は一足先にタクシーで帰宅。私達はモール内のあちこちを覗いてから実家へ向かった。先日の銀婚式旅行のお土産と、少し早いけれど父へのバレンタインのプレゼントを持参して。
それにしても、木造の古い一軒家だから寒いことこの上ない。息子の出産時、2月の一番寒い時期に1か月お世話になったが、それはそれは寒くて、早く(鉄筋コンクリートの)自宅に帰りたかったのを思い出す。今や両親は、いつも狭いダイニングルームの空間だけで暮らしているから、応接間には見事なまでに暖はない。小一時間いたところで、日も陰り、寒くて胸痛が出てきてしまう。これはまずい、と早々に退散してきた。
父は86歳。60年近く連れ添った母でさえ、このところの父の衰えに戸惑っている様子だ。応接間のテーブルには、朝日新聞の医療サイトアピタルに「町医者だから言いたい!」を連載されている長尾和宏先生の著書「平穏死10の条件」が置いてあったので、借りてきた。こんなのを読んでいるんだ・・・と、逆縁を避けたい娘としてはちょっぴり複雑な気持ちだ。
私の年齢で両親が揃っているのはとても幸せなことだと思う。とともに、避けられないことだと頭では分かっているけれど、親の老いを目の当たりにするのはなんともしんどいことであると思う土曜日の夜である。