昨夜の体調ではかなり心配だった今日からの旅。薄紙を剥がすように少しずつ復調してきて、朝食も4日ぶりに普通に頂くことが出来た。
寝坊助の息子を起こしていざ、出発だ。
予定通り準特急で最寄り駅を出発し、ターミナル駅でJRに乗って来た母と合流することに。息子に、母が乗ってくる快速電車が到着するホームに先着させて、母をピックアップし、無事4人で日光詣と金色に新装しているスペーシアに乗り込んだ。
随分前のこと、まだ車体が白とオレンジだった頃、家族揃って日光に出かけて以来。ボックス席ですっかり旅気分。1時間半足らずの旅だ。お天気はあいにく雲り空だけれど、車窓からは山々の稜線がとても綺麗。遠く雪を被ったのは赤城山だろうか。
江戸から明治期に北関東有数の商都として栄えた「蔵の街」栃木に降り立つ。さすが北関東の空っ風の冷たいこと。皆で厚着をしてきたが、底冷えがするようだ。レトロな建物巡りが出来るから降りよう!という夫に乗せられて歩き始めた大通りは、あいにく大晦日でどこも寂しくシャッターが下りている。
蔵が立ち並ぶ巴波(うずま)川のほとりまで歩くが、江戸時代にタイムスリップ出来るという遊覧船もカバーがかけられて残念ながらクローズ。観光館や美術館もどこもかしこも休館だ。寒いと思ったら、チラチラと雪が舞ってくるではないか。そんな中、鯉や鴨が泳ぐ姿に息子が触発されて餌を買い求める。ここで、すっかり童心に帰ってしばし餌やりに熱中する母子である。この頃から大分復調して笑顔が戻ってくる。
旧町役場まで歩き、蔵造りのスタバに目を見張りつつ、お目当ての洋食屋さんを探しに行った夫と息子は、残念ながらクローズだと戻って来た。諦めてホテルのレストランでランチにする。静かな店内でゆっくり出来て、リーズナブルなお値段で美味しいランチを頂く。ドンペリドンの助けは借りたけれど、シェフからデザートまで振舞って頂き、皆「栃木はいい街だ」と大満足。
外は霙か冷たい雨か、雲行きがかなり怪しくなったので、タクシーを呼んで頂き、1時間に1本の電車に乗ることに。息子はわざわざミニバスに乗っていきたいと、ホテル向かいのバス停から一人でふれあいバスに乗るという。先に駅に到着した私たちの気を揉ませてくれる。いつでもどこでもこじらせるのが得意な奴である。
なんとか予定の電車に乗り込み、3駅先まで移動。初詣に行く予定にしている厄除け大師で有名な佐野の街に降りる。雨はやんでおり、寒さも栃木ほどではなくほっとする。
タクシーでホテルまで移動して荷物を預け、クリスマスプレゼントとお年玉と、それに早くも頂いた来月のお誕生日祝いの軍資金を片手にした息子ともども、皆でアウトレットモールへ急ぐ。
まずは彼の目的の靴とシューツリーをゲット。思いのほか混んではいない。母と私はパジャマ等を買って、しばしぶらぶら。明日のハッピーバッグに並ぶのかは体調次第だ。それでも昨日とは別人に元気になったので、皆をほっとさせている現金な私だ。
2時間ほど歩いてカフェでお茶をして一服。ホテルに戻って態勢を整え、レストランへ繰り出した。
夕食にはご当地ラーメンが有名なこの街ならでは、年越しそばならぬ年越しラーメンを頂く。再びホテルの展望露天風呂でゆっくり手足を伸ばし、冷えた身体を温めた。
2017年大晦日、旅初日、あと数時間で新しい戌年がやって来る。
寝坊助の息子を起こしていざ、出発だ。
予定通り準特急で最寄り駅を出発し、ターミナル駅でJRに乗って来た母と合流することに。息子に、母が乗ってくる快速電車が到着するホームに先着させて、母をピックアップし、無事4人で日光詣と金色に新装しているスペーシアに乗り込んだ。
随分前のこと、まだ車体が白とオレンジだった頃、家族揃って日光に出かけて以来。ボックス席ですっかり旅気分。1時間半足らずの旅だ。お天気はあいにく雲り空だけれど、車窓からは山々の稜線がとても綺麗。遠く雪を被ったのは赤城山だろうか。
江戸から明治期に北関東有数の商都として栄えた「蔵の街」栃木に降り立つ。さすが北関東の空っ風の冷たいこと。皆で厚着をしてきたが、底冷えがするようだ。レトロな建物巡りが出来るから降りよう!という夫に乗せられて歩き始めた大通りは、あいにく大晦日でどこも寂しくシャッターが下りている。
蔵が立ち並ぶ巴波(うずま)川のほとりまで歩くが、江戸時代にタイムスリップ出来るという遊覧船もカバーがかけられて残念ながらクローズ。観光館や美術館もどこもかしこも休館だ。寒いと思ったら、チラチラと雪が舞ってくるではないか。そんな中、鯉や鴨が泳ぐ姿に息子が触発されて餌を買い求める。ここで、すっかり童心に帰ってしばし餌やりに熱中する母子である。この頃から大分復調して笑顔が戻ってくる。
旧町役場まで歩き、蔵造りのスタバに目を見張りつつ、お目当ての洋食屋さんを探しに行った夫と息子は、残念ながらクローズだと戻って来た。諦めてホテルのレストランでランチにする。静かな店内でゆっくり出来て、リーズナブルなお値段で美味しいランチを頂く。ドンペリドンの助けは借りたけれど、シェフからデザートまで振舞って頂き、皆「栃木はいい街だ」と大満足。
外は霙か冷たい雨か、雲行きがかなり怪しくなったので、タクシーを呼んで頂き、1時間に1本の電車に乗ることに。息子はわざわざミニバスに乗っていきたいと、ホテル向かいのバス停から一人でふれあいバスに乗るという。先に駅に到着した私たちの気を揉ませてくれる。いつでもどこでもこじらせるのが得意な奴である。
なんとか予定の電車に乗り込み、3駅先まで移動。初詣に行く予定にしている厄除け大師で有名な佐野の街に降りる。雨はやんでおり、寒さも栃木ほどではなくほっとする。
タクシーでホテルまで移動して荷物を預け、クリスマスプレゼントとお年玉と、それに早くも頂いた来月のお誕生日祝いの軍資金を片手にした息子ともども、皆でアウトレットモールへ急ぐ。
まずは彼の目的の靴とシューツリーをゲット。思いのほか混んではいない。母と私はパジャマ等を買って、しばしぶらぶら。明日のハッピーバッグに並ぶのかは体調次第だ。それでも昨日とは別人に元気になったので、皆をほっとさせている現金な私だ。
2時間ほど歩いてカフェでお茶をして一服。ホテルに戻って態勢を整え、レストランへ繰り出した。
夕食にはご当地ラーメンが有名なこの街ならでは、年越しそばならぬ年越しラーメンを頂く。再びホテルの展望露天風呂でゆっくり手足を伸ばし、冷えた身体を温めた。
2017年大晦日、旅初日、あと数時間で新しい戌年がやって来る。