ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.10.1 合唱練習大詰め、ジャズクラブOBとのコラボ練習へ!

2017-10-01 22:03:05 | 合唱
 ということで、本日2つ目の予定は合唱練習だ。当初は均整術後期初日なので、合唱練習は欠席やむなしと考えていた。けれど、ジャズクラブOBとのコラボの練習が今日1回だけで、あとは本番というのがさすがに不安になった小心者の私である。
 いったん都心に出てしまえば山手線内の近いこと。乗車時間は20分足らず、ドアツードアでも40分かからずに練習場まで到着出来ることが分かった。スタジオを出て、近くのカフェで軽食を摂り、山手線内ではまた口パクで楽譜を広げる変な人と化し、練習場を目指す。

 既に練習が始まってから1時間以上経過していて、邦人曲を仕上げているところだった。そっと後ろから入って合唱に加わる。並びが変わっていて、いつものソプラノの場所(舞台向かって左)にテナーが、女性2パートが真ん中にソプラノ、アルトの順に並び、ベースがいつもの場所(舞台向かって右)になっていた。今日もテナーとアルトが少な目で、これまで少なかったソプラノは、今年はアルトよりも数が多い。ベースは例年通り盤石である。

 ジャズクラブのメンバーが来るまでの30分ほどの時間にもう一曲の外国曲を練習。コラボ練習開始時間の5分前にメンバー5名が入室した。ソプラノサックス、クラリネット、ギター、ドラム、ベースの面々だ。訊けばまだ皆20代だそうで、私たちよりうんと若い最近の卒業生たちである。
 楽器の準備の間、私たちはしばし休憩。コラボ曲の練習の前に、ご挨拶替わりに1曲、ご披露してくれた。さすがに若い音が炸裂。アドリブのソロに皆で圧倒される。
 外国曲もどんなアレンジになるのかと話しだけは聞いていたけれど、百聞は一見にしかず。実際に合わせてみると迫力満点だ。30人近い私たちの声よりも5人の楽器の音が数倍どころか断然勝っている。

 何度か合わせて1時間半弱が経過。当日のスケジュールを訊けば、ジャズクラブの本番やリハーサルの時間もかなりタイトなスケジュールのようなので、後は殆どぶっつけ本番になりそうな気配だ。
 それにしても、やはり今日は練習に出ておいてよかった。かつてブラバンでクラリネットを吹いていたことも思い出しつつとても楽しかったし、自然に身体が揺れて気持ち良く歌えた。
 これも均整術で鎖骨周り、肩回りをほぐして練習に臨んだ成果かもしれない。

 練習が終わった後のサプライズ。30年以上前、私たちが現役時代の合宿や定期演奏会のアルバムが並んでおり、この練習場を貸してくださっているK先輩が「ご自分が写っているものはどうぞご自由にお持ちください」と仰る。写真を整理したくともそのまま捨てるに忍びず、写っている方が持っていてくれるのが良いので、とのこと。遠慮もせずに何枚か頂いてきた。それにしてもまだ20歳そこそこの写真を見るのはもう恥ずかしいこと。なんだか皆聖子ちゃんカットをしているように見える。1代上のアルトのM先輩とあれやこれやと写真を選びながら(M先輩のご長男は息子と同級生である。)「今の息子たちより若いんだものね~」とお話しして、改めて時の流れに驚く。

 途中駅までご一緒して先輩はそのままJRの別の線へ、私は私鉄に乗り換え。M先輩はその後さらに、地元合唱団の練習に出るとのこと。なんともタフな方である。大学卒業以来、出産後も授乳しながらママさんコーラスを続けていらしたと聞き、恐れ入った。
 私のようなOB・OG合唱団のみ、年に3か月だけのパートタイム合唱人とはわけが違う。そんな先輩たちとご一緒出来ることに有難く思いながら帰途に就いた。

 明日からまた新しい1週間。こうして元気に動き回っていられるのも水曜日の治療日まで、である。
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2017.10.1 均整術師養成コース 後期応用講座スタート!

2017-10-01 21:54:11 | 均整術
 今日から10月。ピンクリボン月間だ。テンプレートも例年通り模様替えをした。
 そして、今日は均整術師養成コースの後期の初日である。カラリとした秋晴れのいいお天気。昨日はWさんのサロンで至福のマッサージの時間を過ごした後、リンパリフレッシュヨガのクラスでセルフマ ッサージもたっぷり行い、体液の流れがとてもよくなったせいか、夕食後は眠くてたまらず。早々にベッドへ入ったおかげで、今朝は早起きである。洗濯機を二回廻して朝食を済ませ、いざ、出発である。

 30分ほど前にスタジオに到着。受付のAさんやスタジオ主宰のSさんにもご挨拶をしてからお支払いを済ませる。スタジオにはマットが2枚ずつ5セット置かれている。今期出席者は10名ということだろうか。
 もうすっかり顔なじみになった前期ご一緒した方たちと「お久しぶり!」「またよろしくお願いします」とご挨拶しあう。和気あいあいとした雰囲気だ。北海道や大阪からの参加者の姿も。
 今日もHさんとペアを組む。定刻までに日曜日コースの方10名に加えて、卒業生や後期から参加する方もいらして総勢14名になった。

 まずはK先生から、前期を終えた後の個々人の実践状況等について1人1分で報告を、とのこと。将来的に均整術師として自立したいという方は、さすがに毎日ママ友を捕まえてほぐしてあげていたそうだ。とはいえ、皆が皆そういうわけにもいかないようで(確かに、突然均整術を学んでいるので、あなたの身体を触らせてください、というのはかなりの勇気がいる発言だ。)、息子さんのスポーツチームの子供たちを触ったり、逆に親たち高齢者を触ったり、ご主人や家族から様子見して、と人それぞれだった。私もこのコースを学び始めてから、街往く人の立ち姿や歪みなどが結構気になるようになったこと、膝が痛い母に試してみたら結構好評だったことなどをお話した。

 最近では、不調といえばPCによる弊害が何より大きいという。既にPC外来が眼科と連携していたり、心療内科と連携していたりするようだ。そんな話や様々な質疑応答を経て、そして即、実践である。
 手の神経は首から出ている。視神経しかり、PCで疲れるところは全て繋がっているわけだ。手が真っ直ぐ上に上がらないほどPCによる不調が酷いMさんがモデルになって、先生がデモンストレーションの均整術。まずは腕の骨間筋をほぐし、鎖骨の間が閉じていれば広げ、肩や胸を開いて・・・という一連の動きを皆が動画撮影。その後、ペアワークというスタイルは前期と変わらない。

 鎖骨や胸骨に骨転移がある私としては、やみくもに触るのが怖い部分ではあるが、そうして凝り固まっているのでますます不調になるのも事実だ。状況が判っている先生がまず鎖骨周りを押してその動きを見、鎖骨の間を広げてくださる。それを見てHさんがトライ。隙間なくぴったり閉じていたような鎖骨が動き出したのを実感する。やり方が分かったら自分でも押さえて動かすとよいそうだ。
 ペアワークの後は、皆肩の上げ下げがとても楽になったようだった。

 午前の後半は肩甲骨と骨盤の相関関係から。骨盤周りが緩むと肩周りも楽になるという不思議体験である。坐骨周りの筋肉が萎縮するとホルモン分泌も減り、お尻が硬くなって色素沈着してくるという。いつだったか栗色に変色した皮膚を見て、まさか坐骨結節褥瘡かも?と驚いたことがあったけれど、なんだ、そういうことだったのか、と気づく。

 骨盤を緩め過ぎるのはよくないが、硬すぎると筋肉が使えない。柔らかくアップした美しいお尻を目指すため、仰向けになって前期にも学んだ鼠径部周りのほぐしから開始。うつ伏せになって腰の上の骨周りをほぐし、中臀筋、大臀筋をほぐしながら足を廻して股関節も一緒にほぐしていく、一通り施術が終わると、腿上げがスムーズになり、歩いてみると肩周りの動きが軽くなっているのを実感できる。

 身体が硬いのが長年のコンプレックスであったけれど、こうして色々学んでみると、身体は柔らかければ柔らかいほど良いというものでもないらしい。K先生はマラソンの高橋尚子さんが前屈をしているところを見たことがあるそうだが、両手は地面から遠く離れた状態だったそうだ。長距離で走るには身体がくにゃくにゃとならずに棒のように使えた方が良いからだという。一般にはある程度筋力をつけてから柔軟性をつける方が良いとのこと。また、一か所だけ柔らかくすればよいという健康法(ふくらはぎだけもみなさい、のようなもの)は危険だそうだ。相関関係のある部分を二か所以上やらないとよろしくないという。

 午前の部の最後に歩行時、片側の首や肩などを少し緩めるだけでそちら寄りに歩いてしまうというびっくり体験をする。右利きの人が多いので右の耳、側頭筋、鎖骨・肩辺り、胸鎖乳突筋からほぐすのだが、ほぐした後に歩くと右側がフワフワして右寄りに曲がる感じで不安定になる。続いて左側も同様にほぐすことで歩行に安定感が出て、身体全体が軽くなった。

 ということで午前の部、終了。応用編はこうして2つ以上の手技を組み合わせ、ちょっとショック療法のような高度な技術も実践できるようになるそうだ。
 後期は出席できる人は、金曜日コース、日曜日コース両日出席しても良いし、補講も金曜日、日曜日各々行うとのこと。先生にお話しして、午後は早退させて頂くことにした。
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