ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.9.5 職場健康診断結果受領

2016-09-05 21:45:00 | 日記
 7月最終週に受診した職場健康診断から1ヶ月以上経った。今年も結果票が職場の机上に置かれていた。

 総合所見は昨年と同じCの要経過観察。
 今年もここ数年同様、胸部エックス線撮影はパスしている。そのため、やはりC判定は昨年に引き続き心臓によるもの。“心電図所見について経過観察が必要です。動悸・息切れ等があるようでしたら医師にご相談ください。肝機能検査について経過を観察してください。現在の管理・治療を継続してください”。とのこと。

 昨年はコメントが平低T波だけだったが、今年はR波増高不良と2項目ついている。
 う~ん。9年前から単独で始め、以降抗がん剤と併用しながら長く続け、今は形を変えてカドサイラ(T-DM1)として相変わらず投与をしているハーセプチンは、心毒性の薬。そのため、定期的に心エコーや心電図でチェックして頂いているのだけれど。

 ちなみに「平低T波」を調べてみると、「心電図波形のT波は収縮した心臓が元に戻るときにできる波です。平低T波とは通常はなだらかな山型をしているT波が平坦になった状態で、心筋梗塞や左室肥大ではST部分の異常を伴ってみられます。健常女性や肥満でもみられることがあります。」とある。

 さらに「R波増高不良」は「心電図波形のR波(上向きの幅の狭い波)は、胸の左側の電極で記録した方が、胸の真ん中付近の電極で記録したものよりも大きくなるのが普通です。これが、ほとんど大きさが変わらない場合をR波増高不良と呼びます。心筋梗塞や肺気腫、心筋症などでみられますが、痩せ型の体型の方にもよく現れます。」とある。

 最初のコメントにある健常女性はよいとして、肥満でもみられるとか、痩せ型の体型でよく現れると両方の記述がある。対極にある内容だから、本当のところよくわからない。いずれにせよ、心筋梗塞、左室肥大、肺気腫、心筋症等で今の治療継続が叶わなくなったら困りものだ。次回の診察の時に相談してこなくては。

 そして、まもなく母が術後1年検査を受ける大腸がん。おかげさまで“便潜血認められず”の陰性だったが、判定は要経過観察。「問診の結果から3か月後に医療機関受診をお勧めします」とのこと。これは家族の既往症なり、薬の副作用で便秘や下痢を繰り返すことがあると答えたことにもよるのかもしれない。

 さらに、VDT検診では「R1 常時作業可であるが、疲労に注意すること」という判定を頂いた。まあ、今やPC作業なくして仕事にならないから、致し方ないけれど、いずれにせよ「疲労に注意」というコメントは目の健康だけでなく全ての健康に通じるものだろう。

 検診時に下腹部周りが数センチ太くなって傷ついた、と書いたけれど、メタボリック症候群は今年も全て基準値以下で非該当。

 血液検査の結果は尿酸、糖代謝、白血球、貧血については問題なかったが、肝機能、脂質が基準値より高くCとBだ。これまたカドサイラ(T-DM1)の副作用であろうから、あまり気にしても仕方ない。

 ということで、再発治療も足掛け9年目。ちょっとずつ但し書きやら注意コメントは増えてきているものの、職場健診だけを考えれば、寄る年波を差し引いてもまずまずなのではないかと思う。

 さて、新しい1週間が始まった。定例会議でスタートし、メール処理やら打ち合わせやらあれやこれやと無事にこなし、月曜日をクリア。
 まだスッキリと疲労が取れたという感じではないけれど、よく眠り、よく食べて夏バテを残さないように体調管理をしっかりして秋を迎えなくては。


コメント
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