撃沈！ そして・・・

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●月日　06年10月７日（土）
●天気　晴れ
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　追い風に乗って、平均時速30kmを超えるスピードで境川サイクリングロードを江の島へ向かって走る。CR終点で平均時速は31.0km。自分でも驚く速さだった。
　
　藤沢橋からＲ467へ入り、片瀬東浜からＲ134を突っ走る。稲村ヶ崎のあたりで平均時速は30km。教科書より少し遅れ気味だ。
　
　渚橋はちょくし～ん！
　
　実は渚橋は初めて直進した。長柄トンネル回避のためだが、走って見るととても広いトンネルで、暗くもなく走りやすかった。
　
　トンネルを過ぎ、長柄交差点を左折。少し走ると・・・

　

南郷トンネル入り口交差点

　この交差点を右折し、約２キロに渡って続く南郷、新沢の２つのトンネルを抜ける。幸い車の通行量が湘南国際村方面へは少なく、あっさり通り抜けることができた。反対側の車線に歩道が整備されていたので、怖いときはこちらを通ればいい。
　
　トンネルを出たところの信号を左折。
　
　さてと・・・・・。
　
　

葉山国際ＣＣ入り口交差点のラブホテル横

　来ちゃいましたね、ここへ。
　
　息を整えて、と。
　
　さあ、葉山国際カントリーのタイムトライアルスタート！
　
　最初から激坂。最初からスタンディング。ギアはインナーロー。
　
　「ぐわっ」と登ると、次は丸いわっかの道路。そこもスタンディングでガシガシ登る。折れそうな心と闘いながら上り切ると、Ｔ字路。標識に従って左へ。
　
　ここからは一気に平坦になる。下りもある。ここも足を休めることなくペダルを回す。
　
　そして見上げるような激坂が現れる。「よし、スタンディングで一気だぁっ」。しかし最初のカーブを曲がると、信じられないカベが。
　
　「う～、あ～、（せっかくここまで来たんだからもうちょと頑張ろう、でも・・・）、ひ～、あ～、もうダメ・・・・・。はあ～ぁ」。カチャ・・・・。

　

この坂でギブアップ

　足を着いた後、もう一度発進しようとしたが、あまりの激坂に漕ぎ出すこともできない。平坦なところで休もう。ちょうど右側が駐車場のようになっていたので、そこまで自転車を押して上がり、完全に休憩モードに入る。ストップウオッチを見ると８分と少しが経過していた。多分、足を着いた時点では６～７分ぐらいか。
　
　やっぱり坂ヘタレだ。最後がどうしても上れない。
　
　少し休んで「とりあえず上まで上るか」と、今度はゆっくりと下ハン握って思い切り前傾姿勢でシッティングのまま上り始めた。
　
　あれ、これだと上れそう。
　
　ハタと気が付いた。
　
　「何とかいいタイムで」と思っていたので、最初からガンガン踏み込んだ。途中の平坦なところでも力を抜かなかった。でも、これは自分のペースじゃない。脚が持つわけがない。
　yuzito70さん８分47秒
　sudobanさん11分59秒
　510さん９分53秒
　ikedaさん10分７秒
そして、上記の神奈川の自転車海苔を挑発したmasa＠あぁ、湘南の夜は更けてさん８分48秒

　＜10月９日追記＞
　もうひとかたいらっしゃいました。忘れていたわけではありません。旅情派なんで別格かなと思って、最初は書きませんでしたが、やはり挑発されたひとりでしたね。楽しいエントリーでした。
　ふぉあぁさん　とりあえず22～23分ぐらい


　みなさん、速い！　こんな若い健脚の自転車海苔の方と勝負しても勝てるはずもない。もうすぐ48歳を迎えるというのに。年相応の走りをしようじゃないか。とにかく足を着かないで上り切る。これを目標にしよう。
　
　よし、もう一度やり直しだ。
　
　ラブホテル横まで降りて息を整える。そして、再スタート。
　
　今度はシッティングのまま、ゆっくりゆっくりと登る。ハンドルは下ハンを握る。これが一番引き腕が強い。
　
　時速は６～８キロ。もう止まりそう。ふらふらしながらも、前へ進む。ペダルを踏み込む。インは走らず常にアウト。前も見ない。見ると、心が折れる。途中の平坦なところでは足を休ませる。
　
　そして最初にギブアップした地点を過ぎる。
　
　ここからがきつい。ホントにきつい。
　
　「プッ」。車がクラクションを鳴らしてくる。うるさい。まっすぐ進めないから仕方ないじゃないか。お前がよけろ！　そう思いながらも、何とか端っこに寄る。
　
　駐車場への入り口を横目に最後の坂に入る。心臓が飛び出しそうだ。息もまともにできない。でもあのチェーンが見えてきた。あそこまで、あそこまで。もうちょっと・・・。
　
　つ、つ、着いたぁ～～～～～～。
　
　

最後の最後がグイッと上がる

　

自転車をちゃんと立てるヒマもなく倒れ込んだもので・・・

　思わず倒れ込む。坂を登って、そのままバタン、なんて初めてだ。でもなんとか足着かないで登りきった。
　
　タイムは13分17秒。年相応のタイムでしょう、きっと。私より年齢が上の方で、もっと早く上れる方はいっぱいいるでしょうが、私はこれが限界です。
　
　凄まじい坂だった。三浦一周の帰りに登れる坂じゃない。この後に披露山にも登ろうと思っていたが、とてもじゃないがもう坂はたくさんだ。

　あの平坦路がなければ、そして距離がもう少しでも長ければ上れない、まるでＴＴ用にあつらえあような坂だった。
　
　城山湖の22％もきつかったが、あれはスタンディングで一気に登れるほどの短い坂。ここではスタンディングも力尽きてしまう。たぶん、もう来ないかな？　いや、来たくない。
　
　下りも怖い。よくこんな坂登ってきたよ。やれやれ。
　
　

葉山マリーナでちょっと休憩

　帰りは、降りて左折し、そのまま葉山大道～森戸～葉山経由で渚橋へ。
　
　渚橋もそのまま直進し、逗子駅前を通って名越切り通しの３つのトンネルへ。意外と明るく、走りやすかった。
　
　で、境川に入ると地獄の向かい風。時速25kmがやっとだった。
　
　疲れました、ホントに・・・・。
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●ルート　自宅～（境川サイクリングロード）～片瀬東浜～（Ｒ134）～渚橋～葉山国際カントリークラブ～葉山～渚橋～名越～大仏～藤沢～（境川サイクリングロード）～自宅

◆サイコンによる記録
　　　　　　　距離　83.19km
　　　　　　　平均時速　23.7km／ｈ
　　　　　　　最高時速　45.7km／h
　　　　　　　走行時間　３時間29分55秒

　　　　　　　※06年の通算　7503.74km
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