いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

電子書籍について考えてみる(2) さまざまな形式

2010年06月12日 22時41分58秒 | 電子書籍
とはいいつつ、あんまりたくさんは知りませんが。

EPUB
世界的には使われているようですが、日本ではさっぱり使われていません。
まぁ縦書きとかできませんし……。
そのへんの現状は
css3-text- layout(W3C)におけるウェブ縦書き議論の現場報告
css3- text-layout(W3C)におけるウェブ縦書き議論の現場報告②
をお読みいただければいいんじゃないかと思います。
たまに、別にEPUBで縦書きが使えなくてもいいという主張も見かけ、それは「俺にとっては必要ないから」が根拠になっていて非常にうんざりします。いや、あんたにとって必要かどうかはどうでもよくって、日本語に必要かどうかなんですってば。
そもそも日本語で左からの横書きが使われるようになったのは、長く見積もっても100年くらいなわけです。短く見積もると、戦後です。それより前は(右からの横書きが使われていたこともありましたが)縦書きで、圧倒的な歴史を誇るわけですよ。
……なんか関係ない話題になってしまいましたね、すみません。

・XMDF
XMDFについては、XMDF について調べたことまとめに書きましたが、一点間違いがありました。
>仕様は非公開
どうも有料で仕様書が手に入るらしいです。よくわかりませんが。
あと、DRMなしというのも、NetWalkerライブラリーで購入したものには「認証情報」なるものがあるらしく、DRMかそれに類するものである可能性があります。おかげで、NetWalkerで読むのにもかかわらず、私は買うことができません。

・PDF
PDFも地味に使われているようですが、あくまで紙の延長で、電子書籍のメリットがあまり生かせない気がします。とはいえ慣れているので、現段階の私にはPDFが一番読みやすいです。あくまで比較論ですが。

では、電子書籍にはどのような特徴があるのでしょうか。あるいは、どうあるべきなんでしょうか。
・文字の大きさやフォントを自在に変更可能
・ページという概念がない。あるいは希薄
・読み上げなどアクセシリビリティ機能との連携
とりあえずこの3つが思いつきました。
例えば、遠視の人が新聞を読むときに目から離して読んでいたりしますが、これはフォントの大きさを変更すれば、目から離さなくてもてもよくなりますね。
そう考えると、PDFだと個別のフォントの大きさやフォントそのものの変更をすることができず、ページという概念もバリバリとあり、あまり適切ではないのかもしれません(繰り返しますが、そのほうが慣れているので読みやすいです)。アクセシビリティに関しては、読み上げ機能はあるようです。

あとよく使われているのは、.bookと……何でしょう?
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