アニメ版マリみての構成の謎

今更書くまでもありませんが、アニメ版「マリア様がみてる」の構成と、原作とは少々違いがあります。

マリア様がみてる（アニメだと1～3話に相当）
黄薔薇革命（同4, 5話）
いばらの森（同10, 11話）
ロサ・カニーナ(同6話)
ウァレンティーヌスの贈り物　前編/後編(同7～9話)
ファースト・デート・トライアングル(同12, 13話)

時系列は原作とアニメで変化はないので、私を含めた視聴者は混乱したことと思います。
で、なぜそうなったのかという公式な説明もないように思われるので、暇つぶしにちょっと考えてみました。

・祐巳や祥子さまがあまり出てこない番外的な話なので、序盤に持ってくるとわかりにくくなるので10, 11話という中途半端な（？）位置に持ってきた
・脚本や絵コンテの遅れ。特に「白き花びら」のコンテはキレまくっているので多大な時間がかかり（あるいはかかることが予想できたので）、後に回した
・高クオリティの絵を出すため、後に回した（これはちょっと考えにくいな…）

んー、意外と思いつかないものですな。
見物なのは、DVDではどういう順番で発売されるのかということですね。
個人的には、順番（予告を含む）をずらして原作に即した方がいいと思うのですが、さぁどうなんでしょ。。

それにしても、「長き夜の」が映像化されていないのは残念です…。