LibreOffoceビルド蒹検証機として使用していたRyzen 5 1600 PCはLibreOfficeのビルド時間増加に伴って満足の行く性能ではなくなってしまいました。そこでRyzenの3000シリーズ(Zen2)が発売されるということで、
または
を買おうかなと思っていたのですが、出始めなので価格が高いので価格が下がった(というか投げ売りされている)Ryzen 2000シリーズでも要求されたスペックを満たすはずだと思い、ソフマップで
と
のセットが30137円で販売されていたので、これでもいいはずだとよく考えずに飛びついてしまいました。これが悲劇の始まりでした……。ちなみに購入日はRyzen 3000シリーズの発売日前日(7/6)です。
私は今までハイエンドのCPUを使ったことがなかったので、予算内で収まるのであればハイエンドCPUを使ってみたかったのと、やはりあこがれの8コア16スレッドを体験してみたかったのです。Ryzen 7 3700Xは43000円(税込)もするので、二の足を踏んでしまう価格です。
問題点その1は、CPUファンがでかすぎて電源を固定することができないことです。CPUファンの上に電源が載っているとおかしな状態をいつまでも続けるわけにはいかないので、ケースに収まるCPUファンを購入することにしました。
問題点その2は、8コア16スレッド+16GBのメモリーでLibreOfficeのビルドを実行するとメモリー不足で完走しないことです。仕方がないので
を追加で購入しました。Ryzen 2000シリーズは定格だとDDR4-2933までしか出ませんが、もともとメインPCで使用するために買おうと思っていたものだったりします。
また組み立て中マザーボードのUSB 3.0ピンヘッダーを1本折ってしまいました。曲げないように注意しましょうねホント。
CPUファンは価格と性能のバランスから
にしました。これがまた組み立てるのが大変で、知恵の輪のようでした。動画を見ながらなんとかできました。組み立て中にまたまたマザーボードを破損(コンデンサ?)してしまいました。
他にも問題点があり、本来はヒートパイプは前に来るのが正解だと思うのですが、このマザーボードは後ろ(バックパネルのところ)を冷やすためにヒートシンク? がついています。これのせいでCPUファンのヒートパイプは後ろにしないとダメでした。ということは思いっきりメモリーに干渉するどころか、むしろCPUのついでにメモリーも冷やしてしまいましょうという感じになります。それはそれでいいのですが、メモリーを交換するためにはCPUファンを外さないといけないというトホホな状況になりました。そこで、メインPCとメモリーを交換して
にしました。メモリーの速度が遅くなってもビルドの時間には影響しないはずであるという見込みからです。
分不相応なハイエンドCPUではなく、おとなしくローエンドよりのミドルレンジモデルであるRyzen 5 3600にしておけばこんなにお金がかかることもなく、苦労することもなく、欲しかった速度が手に入ったことでしょう。後悔ばかりが募りますが、8コア16スレッドでぶん回すのは気持ちいいですし、貴重な経験を積むこともできたので、プラマイ0でしょうか。いやそれはポジティブシンキングが過ぎるか。
でも、この構成のままでRyzen 7 3700Xに移行できるはずです。2700Xはハイエンドでしたが3700Xはミドルレンジなのでターゲットにはなりますね。43000円どこかから降ってこないかなー。
今回の教訓:
・予算内だからといって安易にハイエンドCPUに手を出さない
・コンパクトケースの場合はCPUファンの高さに注意する
・LibreOfficeを8コア16スレッドでビルドする場合はメモリー16GBでは足りない
・CPUファンを選択する場合は組み立てが簡単なものにする。大手裏剣3のほうがよかったかも
・マザーボードは細心の注意を払って傷つけないようにする
・mini-ITXでGI-46Uを使用したい場合はASRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/acにしておくといいかも?
決して負け惜しみではないのですが、Zen2コアのRyzenだとUbuntu 19.04/18.10/18.04 LTSで起動しないようです。この報告を読む限り、悪いのはsystemdではなくUEFI BIOSとのことですが。
Ubuntu 19.04のLibreOffice 6.2.4(パッケージ版)をビルドして、かかった時間を確認しました。
Ryzen 5 1600では101分でした。
Ryzen 7 2700Xでは72分でした。すなわち約1.4倍速くなったことになります。消費電力は1.5倍ではすまないぐらい増えましたが……。
ぶん回しているところ。Tctlが95度を超えるとサーマルスロットリングが発生するとか?
AMD Ryzen 5 3600 with Wraith Stealth cooler 3.6GHz 6コア / 12スレッド 35MB 65W【国内正規代理店品】 100-100000031BOX | |
AMD | |
AMD |
または
AMD Ryzen 7 3700X with Wraith Prism cooler 3.6GHz 8コア / 16スレッド 36MB 65W【国内正規代理店品】 100-100000071BOX | |
AMD | |
AMD |
を買おうかなと思っていたのですが、出始めなので価格が高いので価格が下がった(というか投げ売りされている)Ryzen 2000シリーズでも要求されたスペックを満たすはずだと思い、ソフマップで
AMD CPU Ryzen 7 2700X with Wraith Prism cooler YD270XBGAFBOX | |
AMD | |
AMD |
と
GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI Mini-ITX ゲーミングマザーボード [AMD B450チップセット搭載] MB4535 | |
Gigabyte | |
Gigabyte |
のセットが30137円で販売されていたので、これでもいいはずだとよく考えずに飛びついてしまいました。これが悲劇の始まりでした……。ちなみに購入日はRyzen 3000シリーズの発売日前日(7/6)です。
私は今までハイエンドのCPUを使ったことがなかったので、予算内で収まるのであればハイエンドCPUを使ってみたかったのと、やはりあこがれの8コア16スレッドを体験してみたかったのです。Ryzen 7 3700Xは43000円(税込)もするので、二の足を踏んでしまう価格です。
問題点その1は、CPUファンがでかすぎて電源を固定することができないことです。CPUファンの上に電源が載っているとおかしな状態をいつまでも続けるわけにはいかないので、ケースに収まるCPUファンを購入することにしました。
問題点その2は、8コア16スレッド+16GBのメモリーでLibreOfficeのビルドを実行するとメモリー不足で完走しないことです。仕方がないので
CFD販売 Crucial (Micron製) デスクトップPC用メモリ PC4-25600(DDR4-3200) 16GBx2枚 CL22 288pin 無期限保証 W4U3200CM-16G | |
CFD Crucial | |
CFD Crucial |
を追加で購入しました。Ryzen 2000シリーズは定格だとDDR4-2933までしか出ませんが、もともとメインPCで使用するために買おうと思っていたものだったりします。
また組み立て中マザーボードのUSB 3.0ピンヘッダーを1本折ってしまいました。曲げないように注意しましょうねホント。
CPUファンは価格と性能のバランスから
アイネックス 120mm LEDファン搭載 Intel&AMD用CPUクーラー GI-46U | |
AINEX | |
AINEX |
にしました。これがまた組み立てるのが大変で、知恵の輪のようでした。動画を見ながらなんとかできました。組み立て中にまたまたマザーボードを破損(コンデンサ?)してしまいました。
他にも問題点があり、本来はヒートパイプは前に来るのが正解だと思うのですが、このマザーボードは後ろ(バックパネルのところ)を冷やすためにヒートシンク? がついています。これのせいでCPUファンのヒートパイプは後ろにしないとダメでした。ということは思いっきりメモリーに干渉するどころか、むしろCPUのついでにメモリーも冷やしてしまいましょうという感じになります。それはそれでいいのですが、メモリーを交換するためにはCPUファンを外さないといけないというトホホな状況になりました。そこで、メインPCとメモリーを交換して
Crucial [Micron製] DDR4 デスク用メモリー 16GB x 2 (2400MT/s / PC4-19200 / 288pin / DR x8)永久保証 CT2K16G4DFD824A | |
Crucial(クルーシャル) | |
Crucial(クルーシャル) |
にしました。メモリーの速度が遅くなってもビルドの時間には影響しないはずであるという見込みからです。
分不相応なハイエンドCPUではなく、おとなしくローエンドよりのミドルレンジモデルであるRyzen 5 3600にしておけばこんなにお金がかかることもなく、苦労することもなく、欲しかった速度が手に入ったことでしょう。後悔ばかりが募りますが、8コア16スレッドでぶん回すのは気持ちいいですし、貴重な経験を積むこともできたので、プラマイ0でしょうか。いやそれはポジティブシンキングが過ぎるか。
でも、この構成のままでRyzen 7 3700Xに移行できるはずです。2700Xはハイエンドでしたが3700Xはミドルレンジなのでターゲットにはなりますね。43000円どこかから降ってこないかなー。
今回の教訓:
・予算内だからといって安易にハイエンドCPUに手を出さない
・コンパクトケースの場合はCPUファンの高さに注意する
・LibreOfficeを8コア16スレッドでビルドする場合はメモリー16GBでは足りない
・CPUファンを選択する場合は組み立てが簡単なものにする。大手裏剣3のほうがよかったかも
・マザーボードは細心の注意を払って傷つけないようにする
・mini-ITXでGI-46Uを使用したい場合はASRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/acにしておくといいかも?
決して負け惜しみではないのですが、Zen2コアのRyzenだとUbuntu 19.04/18.10/18.04 LTSで起動しないようです。この報告を読む限り、悪いのはsystemdではなくUEFI BIOSとのことですが。
Ubuntu 19.04のLibreOffice 6.2.4(パッケージ版)をビルドして、かかった時間を確認しました。
Ryzen 5 1600では101分でした。
Ryzen 7 2700Xでは72分でした。すなわち約1.4倍速くなったことになります。消費電力は1.5倍ではすまないぐらい増えましたが……。
ぶん回しているところ。Tctlが95度を超えるとサーマルスロットリングが発生するとか?