いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

今日の出来事。

2004年06月20日 23時46分14秒 | 日記
今日はプリキュアがなかったので、どうにもやる気が起きませんでした。。
精神衛生上非常に好ましくないので、もう休むのはやめて欲しいなーと思います。
活動始めたのは3時ぐらいからですかね。。
明日OpenOffice.org 1.1.2のリリースがある予定なので(する予定なので、の方が正確ですけど)、私の担当分の作業をやっつける必要があるのです。
リリース作業は何度やっても慣れないといいますか、必ずミスがありますねー。いったい何回やり直したやら。。

結構時間かかりましたが、なんとか終わらせて明日締め切りの仕事をバンバンと片づけました。
気分が乗ってると書くのがはやーい。
まぁ、もともと分量は多くないのですが。

OOo Writerで文字数指定した文章をMS Wordで読み込ませてみましたが、残念ながら継承されませんでした。
まぁ、WriterとWordでは、その点の互換性はないみたいなので仕方ありませんが。。
書式の調整のためにWordを使ってみましたけど、やっぱり使いにくいですのー。

晩飯はなか卯で食べたのですが、久しぶりに行ったら「カレーライス」なんてぇのが増えていてびっくりしました。。
吉野家化してるとはどういうことかと問いつめたい。小一時間問いつめたい。

もう少し時間があれば昨日の「ケロロ軍曹」と「鋼の錬金術師」の感想書こうかと思ったのですが、無理そうですね。

F1は…1:50開始というのはつらいです。。今日もがんばれ! 琢磨!!
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縦書き文化

2004年06月20日 21時10分45秒 | LibreOffice/AOO
世界の言語をおおざっぱに3つに分類すると、
1.欧米の左から右に書いて1バイト文字
2.日本語・中国語・韓国語の横書きは左から右、縦書きは右から左に書いてマルチバイト文字
3.アラビア語などの右から左に書く文字。マルチバイトかな?
となります。
私も乱暴だなぁと思いますが、現実問題OOoの仕様はこうなっているんだから仕方ありません。

建前上縦書きを使うのは日本語・中国語・韓国語(まとめてCJKといいます)なのですが、実際には中国語も韓国語も現在縦書きはほとんど使わないんだそうです。
ということは、OOoで縦書きに不具合がある場合、影響があるのは日本語だけ、ということです。
モンゴル語は縦書きも使うらしいですが、左から右に書くそうなんです。ちょっとびっくりですね。
ただ、どのぐらい使われているのかよく知らないですし、OOoはモンゴル語をサポートしていないのでとりあえず保留します。

今日も、縦書きの不具合が話題に上っていました。
横書きの場合、印刷のプレビューは左から右のページにスクロールする、で正解ですが、縦書きは逆(右から左)になりますよね。
しかし、現在のOOoはサポートしていません。
これは非常によろしくないので、サポートして欲しいという要望を提出しようとしているのです。
左から右のものを右から左だけにするならそんなに難しくないように思えますが、それがそうも単純にいかないらしいのです。私には難解でよくわかりませんが…。

現在のOOoは、縦書きのPDF出力もさも当然のように使用できます。
しかしOOo 1.1.0 RC1(リリース候補1)までは、うまく出力できなかったのです。
これは問題だ、ということで(もちろん日本人が。私もちょっと)がんばって開発者を説得し、RC2からRC3にかけて正常に出力できるように修正してもらった、ということもありました。
ちなみにRCは5まで出ました。
縦書きの印刷プレビューも、縦書きPDFのように修正されるよう努力する必要があります。

私は縦書きを使わないから関係ない、と思われるかもしれません。
確かにあなたは使わないかもしれませんが(私もあんまり使いません…)、我々の周りには縦書きの文書が散見し、横書きと縦書きが混在していても何の違和感もなく読んでいます。
これってすごいことなんですよ!

というわけで、OOoに対する日本の貢献がどれだけ大切か、ということがちょっとでもわかっていただけると幸いです。

Vertical writing is Japanese culture.
(縦書きは日本の文化です。)
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UnisysのLZW特許、ついに国内でも期限切れ

2004年06月20日 01時23分29秒 | ニュース
UnisysのLZW特許、ついに国内でも期限切れ

おおー。そうだった。
簡単に説明すると、画像フォーマットにGIF(ジフないしギフと読む)というのがあるのです。
GIFは、可逆圧縮(圧縮する前と後で同じものを生成する)で、使用できる色数を256色以下に限定することによって比較的サイズの小さい画像になるのでWebでよく使われるフォーマットです。
GIFの画像に変換するときに、LZWという方式(アルゴリズム)を使用して圧縮をかけているのですが、このLZWという方式はUNISYSという会社の特許物だったのです。
特許物を使うときはお金を払ってね♪ となるのはまぁ必然のことで、その代替としてPNG(ピーネヌジー)という画像フォーマットが登場したりしました。
(ただし、LZW法以外でもGIFの画像を生成することはできます。その際はもちろんこの特許には抵触しません)

現在普及しているブラウザでPNGに対応していないのはドコモの端末くらいで(最近の事情はよく知らないので対応してたらごめんなさい…)、GIFに比べて利点も多いので(ただアニメーションはちょっと苦手…)今更使うことはないと思いますが。。

PNGの優れている点はたくさんあるのですが、そのうちの一つとして透過の度合いを自由に選べるというのがあります。
より具体的にいうと、半透明の画像が生成できるのです。
しかし、IEでは透過なしと100%透過にしか対応していないので、PNGの実力を発揮できないのです。
もちろん、Mozillaではサポートしてます。Operaはどうだったかな…。忘れましたけど、たぶんサポートしてます。
世のブラウザのほとんどがIEなので、もしこの機能がサポートされればWebの表現力が上がるのに、なんて思います。

とまぁ何の話をしたいのかよくわからなくなってしまいましたな…。

副作用としては、OpenOffice.org 1.1.2でGIFの出力機能が復活します。
復活しますとはいっても、なくなったのは1.1.1だけですが。。
本家版では出力機能があったのですが、独自ビルドでは機能を削除していたのです。
理由は、この特許があったから。
本家ビルドなら、もし訴えられるならSun Microsystemなわけですが、独自ビルドだとビルドした人(すなわち我々)になってしまう可能性があったのですね。

まぁそれでも個人的に使うことはたぶんないわけですが。
とはいえ、技術が優れているからといって普及するわけではないというケースの見本ではありますね。

追記:
長々と書いたわりにはあまり正確じゃないような気がするので、より正確に知りたい方は
GIFの特許問題について
GIFライセンス問題についてわかるページ
などをご覧ください。
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