(写真: 原始ケ原とトウヤウスベ山)
原始ケ原コースから富良野岳(1912m)を目指す。
標高700mに位置する富良野・ニングルの森から入山する。林道奥の広い駐車場には車が一台。登山名簿に記載はない。
もっと大勢の登山者がいるのかなと思っていたので、少し不安も。
標高1000m付近にひろがる原始ケ原までは滝コースと林間コースのふたつがあるが、滝コースは雨被害のため閉鎖されていた。
一時間ほど森を進み、大きな滝を越える。急登をつめて、水の音が次第に風の音にバトンタッチすると、忽然と広大な湿原が出現する。
これが、原始ケ原。枯れた秋色が日射しを受けてゆらゆらと輝き、トウヤウスベ山が青空に凛と構えている。
山頂付近は樹氷で白く染まっていた。前夜は寒冷で強い風が吹いたのだろう。
行く手の富良野岳は、いまだに白い雲に包まれたまま。
(写真:トウヤウスベ山の樹氷)
(写真:行く手の富良野岳は雲の中)
30分ほど湿原の中を進む。木道はなく、赤いテープと踏み跡だけが頼りだ。
黄金色の湿原が波のように揺れて、雲が刻々と姿を変える。
大きな空間でひとり静かに、吹き渡る風の形を眺めていた。
雲の隙間から白い雪に覆われた山肌が見え、一瞬だが端正な富良野岳が姿を現す。
台風が去り寒気が入ってきている。吹きさらしの稜線は猛烈な風で厳しいことだろう。
原始ケ原と冠雪の富良野岳。その気高さに充分満足して、きょうはここまで。
来た道を戻ることにした。
(写真: 富良野岳稜線の積雪)
(写真:原始ケ原と富良野岳)
■登山記録:2010年9月26日
07時05分:ニングルの森・登山口から入山(林間コース)
07時30分:天使の泉
07時45分:広原の滝
08時00分:原始ケ原・富良野岳分岐
08時30分:ここでストップ。
09時10分:雲が抜けて富良野岳が現れる
10時40分:登山口に戻る
吹上温泉 白銀荘 600円 上富良野町の公共温泉 熱い源泉が気持ちよい。
後藤純男美術館 1050円 人と自然の呼吸を重ね合わせる日本画家の個人美術館 十勝連峰や田園地帯を望む
喫茶テラスも素敵だ。
■これまでの登山歴
03年07月19日:十勝岳温泉登山口~富良野岳
04年07月19日:十勝岳温泉登山口~富良野岳~三峰山~上富良野岳
(写真:十勝連峰 中央付近の冠雪した三角の頂が富良野岳)
原始ケ原コースから富良野岳(1912m)を目指す。
標高700mに位置する富良野・ニングルの森から入山する。林道奥の広い駐車場には車が一台。登山名簿に記載はない。
もっと大勢の登山者がいるのかなと思っていたので、少し不安も。
標高1000m付近にひろがる原始ケ原までは滝コースと林間コースのふたつがあるが、滝コースは雨被害のため閉鎖されていた。
一時間ほど森を進み、大きな滝を越える。急登をつめて、水の音が次第に風の音にバトンタッチすると、忽然と広大な湿原が出現する。
これが、原始ケ原。枯れた秋色が日射しを受けてゆらゆらと輝き、トウヤウスベ山が青空に凛と構えている。
山頂付近は樹氷で白く染まっていた。前夜は寒冷で強い風が吹いたのだろう。
行く手の富良野岳は、いまだに白い雲に包まれたまま。
(写真:トウヤウスベ山の樹氷)
(写真:行く手の富良野岳は雲の中)
30分ほど湿原の中を進む。木道はなく、赤いテープと踏み跡だけが頼りだ。
黄金色の湿原が波のように揺れて、雲が刻々と姿を変える。
大きな空間でひとり静かに、吹き渡る風の形を眺めていた。
雲の隙間から白い雪に覆われた山肌が見え、一瞬だが端正な富良野岳が姿を現す。
台風が去り寒気が入ってきている。吹きさらしの稜線は猛烈な風で厳しいことだろう。
原始ケ原と冠雪の富良野岳。その気高さに充分満足して、きょうはここまで。
来た道を戻ることにした。
(写真: 富良野岳稜線の積雪)
(写真:原始ケ原と富良野岳)
■登山記録:2010年9月26日
07時05分:ニングルの森・登山口から入山(林間コース)
07時30分:天使の泉
07時45分:広原の滝
08時00分:原始ケ原・富良野岳分岐
08時30分:ここでストップ。
09時10分:雲が抜けて富良野岳が現れる
10時40分:登山口に戻る
吹上温泉 白銀荘 600円 上富良野町の公共温泉 熱い源泉が気持ちよい。
後藤純男美術館 1050円 人と自然の呼吸を重ね合わせる日本画家の個人美術館 十勝連峰や田園地帯を望む
喫茶テラスも素敵だ。
■これまでの登山歴
03年07月19日:十勝岳温泉登山口~富良野岳
04年07月19日:十勝岳温泉登山口~富良野岳~三峰山~上富良野岳
(写真:十勝連峰 中央付近の冠雪した三角の頂が富良野岳)
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