歴史に学ぶには、新興宗教が興隆する時代は
パラダイム転換の時期になります。
時代の変化に民衆は不安を感じるからだと思います。
現実的に進む個人化社会は
肉体的・精神的・経済的・人間関係的な自立と健全さが必要となる社会です。
家族でさえも無条件で健全な仲は保てなくなっています。
家族間の暴力や虐待・育児拒否・介護殺人・・・などの増加は
もう時代が変わったことを告げています。
戦前の行き過ぎた精神主義から、戦後の行き過ぎた物質主義へ
これからは精神と物質の調和・精神と現実の調和の時代ではないでしょうか。
現実的にアメリカのトップ企業では
マインドフルネスやヨガを奨励し、取り入れています。
ハードワークに頭も心も耐えられないからです。
間違わないようにしたい事は
日常の生活や仕事から逃避するために、マインドフルネス等をやるのではなく
日常の生活や仕事を円滑に健全に行うために
マインドフルネス等の精神世界の智慧を学ぶということですね。
戦後まもなくの10年程は
物質の窮乏に政府の配給だけでは間に合わず、闇市も興隆しました。
10年も経る頃から社会運営も健全化し始め
段々と闇市も消えて行きました。
2010年代前半のどこかでパラダイム転換しました。
そこから10年を過ぎる2020年前半ぐらいから
段々と現実逃避のための精神世界の闇市が減って来て
現実の日々の生活や仕事を健全化するための
精神力を高める学びが増えて来ることだと思います。
それがいわゆる心(精神)の時代ということではないでしょうか。