仕方がないことですが
戦後30年経ったぐらいから日本は物質的に豊かになり
そこから怠惰心が芽生えてきました。
大正時代や昭和初期にも西洋の近代化に追い付き
「成金」なる言葉が出て来るほどに
第一次世界大戦の漁夫の利バブルに湧きました。
当時も、お金持ちや貴族のぼくちゃん・嬢ちゃんが
高等遊民というニートや精神病になっていました。
バブル崩壊から不況に突入して、エロ・グロ・ナンセンスなど退廃的な流行や
就職難により、「大学は出たけれど」という映画も作られました。
日本の1980・90年代と同じですね。
ただ昔と違うのは庶民がお金持ちになり
ニートや精神病の数が増えたことです。
昭和初期は不況を打破するために軍部が動きました。
今回は2000年代の小泉改革により大変化が始まりました。
戦争中は「神風が吹く」と国をあげての神頼みに明け暮れて
最後は原子爆弾を落とされ敗戦しました。
2000年代後半のスピリチュアルブームや
自民党から政権交代した民主党の体たらくが
東日本大震災による福島原発事故などにより露呈して
アベノミクスが始まりました。
戦争によりいっきに貧しくなった訳ではないので
ハッキリと変わった感じはありませんが
実は小泉改革やアベノミクスなどにより
じわじわと格差問題が広がっています。
敗戦の廃墟からの復興に立ち上がったように
今回も勤勉に働くことや学ぶことが大切な時期なのですが
この15~20年の変化により
怠惰心に侵された若者も増えたようです。
魂を磨いて、精神力を高め行動すれば
時代的に絶好のチャンスなのですが
気づかない若者も多いものです。
超高齢化社会も原因の一つかも知れません。
精神の時代は、怠惰な心を克服すると運が良くなります。