仕方がないことですが
物質的に豊かになった日本では
1970年代後半ぐらいから
フリータや引きこもりが出て来ました。
1980年代後半の
バブル経済の興隆から
フリーターや引きこもりが急増し
1993年から就職氷河期に入りました。
そこからは
親の経済力と就職難が相まって
就職・転職業者のコマーシャルにも乗せられて
フリーターやニートや引きこもりが定着しました。
その頃から流行したワードが
「自分探し」です。
失われた10年を経た日本は
デフレに突入しました。
混沌とした不安は
2000年代からの
スピリチュアルブームと
精神病の激増につながりました。
小泉改革により
新自由主義が導入されましたが
抵抗勢力の巻き返しも強く
失われた20年となりました。
リーマンショックなど
世界的な不況も重なり
小泉改革からだんだんと盛んになって来た
派遣社員が大量に解雇されるという
いわゆる「派遣切り」も増えました。
フリーターやニートや引きこもりの問題は
解決されるどころか
より深刻になり、定着しました。
2010年代の第二次安倍政権では
新自由主義が完全導入され
「働き方改革」
「一億総活躍社会」などが打ち出されました。
2019年には
日本を代表する企業であるトヨタや
経団連からも
「終身雇用制」の終焉を告げられました。
2020年代の
現在進行形であるコロナ禍は
ハードランディングを強いられましたね。
自分のやりたい仕事どころか
様々な仕事にダメージを与えられ
親の援助が受けられない人は
貧困化も進んでいるようです。
自分探しより
先ずは自立心が大切ですね。
現実的にお金や心を
マネジメントする力も必要ですね。
自分探しは
自分に合った仕事探しではありません。
現実世界で働くと言うことは
自立力とマネジメント力を高めることです。
自分を探しても埒(らち)が明かないですね(笑)
自分探しより
自分の人生を創ることが大切です。
自分の人生を創ると
生きることが愉しくなり
運も良くなります。
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