心身の疲労を超えて

善くも悪くも

個人主義・自由主義・資本主義が進むと

経済的・物質的に豊かな社会ることが

歴史で証明されました。

 

皆が貧しい社会から

豊かな社会に移行する一時期は

皆がそれぞれのレベルで豊かさを享受して

皆が幸福を感じることが出来ますが

多くの人に物が行き渡り

中流意識を持つようになると

ますます個人主義と自由主義が進み

幸福の感じ方も違いが出て来るものです。

 

資本主義は欲望を刺激して

メディアもそれに便乗して儲けようとします。

 

近年広がったIT（インフォメーション・テクノロジー）社会では

ますます情報が洪水のように押し寄せるようになりました。

 

物質的に豊かになって生まれ育った世代が

成人する頃から心の時代と呼ばれるようになりました。

 

欲望を煽る情報に心を動かされる一方で

精神的に疲労感を覚える人も増えて来ました。

 

個人主義・自由主義・資本主義の

終わらない競争社会の中で

勝っても負けても

成功しても失敗しても

疲れる人も増えて来ました。

 

現在では家庭でも

心が休まらない状態になっているようです。

 

加えて高齢化になると

身体の老化により

疲労回復が遅れるようになります。

 

心身一如なので

心の疲労もますます蓄積します。

 

薬物やお酒や娯楽等では

根本的な解決にはなりません。

 

個人主義・自由主義・資本主義の進んだ社会は

世界的に少子高齢化ですね。

 

メディアは経済格差や将来不安を煽りますが

根本的には心身の健康をマネジメントすることが

重要な時代ではないでしょうか。

 

また欲望の執着を手放すためにも

魂の向上が必要ですね。

 

年齢を重ねる程に

魂が向上して心身が健康になると

幸福を感じられるようになり

運も良くなります。