子育てに関して分かって来たことは
子を愛する気持ちは大切ですが
だからと言って愛情だけでは人は育たないようです。
愛情に加えて尊敬心が必要であるようです。
一昔前は
愛情は母親の役目で
尊敬は父親の役目でしたが
家族の形態が多様化した今日では
役割を決めつけない方がいいかもしれません。
子育てには理屈や理論は
通用しないことが多いものです。
学校の先生や子育ての専門家や
精神科の医師や裕福なご家族等でも
子育てに失敗しているケースも少なくないようです。
本来は地域社会で揉まれながら
子育てが行われれると良いのですが
個人化社会の今日では難しくなって来ました。
子供は親からの愛情や尊敬が足りなくても
他人様からの愛情や尊敬でも心を育てることが出来ます。
個人化社会では
エゴ(我欲)に執着しやすいものです。
エゴに執着すると運が悪くなります。
自分自身のエゴに気づいて
人様に対する愛情や尊敬心を取り戻す訓練は
個人化社会では必要かもしれませんね。
子育てに限らず
相互扶助の人間関係のためには
愛敬の念が大切です。
エゴの執着を手放して
愛敬の念を持って
自分自身や人様やご先祖様と
交流することができると運も良くなります。