２５００年前にお釈迦さまは
「一切皆苦」を説きました。
この世はすべて
苦しみの世界だと語りました。
王子の立場に生まれ
物質的に何不自由なく育ってきましたが
彼は幸せではありませんでした。
苦しみの原因を探求すべく
王子の地位を捨て出家しました。
紆余曲折を経て悟りにいたると
苦しみの原因が心の執着であることに気が付きました。
日本はこの３０年間で
知識・情報・超高齢化社会に変わりました。
テクノロジーの発達は
便利で快適な生活を提供してくれますが
ストレスも増大する社会でもあります。
加えて長寿は喜ばしいことですが
本当に楽しく生きている人は
団塊の世代で１割５分とのことです。
ずいぶん少ないですね・・・。
年齢を重ねることによる
将来の肉体的・経済的不安など
お金があっても無くても
仕事があっても無くても
家族があっても無くても
何がどうあっても
ぬぐい切れないようです。
まさに「一切皆苦」ですね。
精神科の薬は一時しのぎなので
どうかと思いますが
苦しみの原因である執着を手放したり
心をマネジメントするためにも
仏教や精神世界の智慧は
知っておいた方が良いかも知れませんね。
現実的な
毎日の生活習慣の改善も大切ですね。
苦しみの原因は
自分の心の執着です。
一日一回は
誤魔化さないように
しっかり見つめて
手放して行きたいものですね。
苦楽一体化できると
運が良くなります。
