政府が「新しい資本主義」の原案を
発表したそうですね。
「成長と分配」というスローガンは
結構なことですが
果たしてそれで
経済的な格差が無くなるのでしょうか?
新しい資本主義=新自由主義とすると
約20年先行する英米社会を見る限り
ますます経済的な格差が広がる可能性が大です。
2010年代半ばに
アメリカのトランプ現象や
イギリスのブレグジット現象が起こったのは
1980年代からの新自由主義改革により
90・00・10年代と
経済的格差が広がったからではないでしょうか。
とすると日本も
ますます格差が拡大して
2030年代半ばぐらいに
過激な指導者が支持を得るかも知れませんね(笑)
それでも日本は
30年前のバブル経済崩壊後から
以前として貯金大国なのに加えて
超高齢化なので
ゆっくりと静かに変化しています。
貯金が多いのは高齢者で
高齢者は変化を嫌うからです。
2030年代は
戦後最大の人口ボリュームゾーンである
団塊の世代の人達も
80代となっています。
また第二位の人口ボリュームゾーンである
団塊ジュニア世代の人達も
2031年ぐらいから
60代に入ります。
そしてマスコミは
経済格差を煽りますが
その本質は精神的な格差です。
日本は世界でもトップクラスに
物質的に豊かな国なので
精神を病んだり
自暴自棄にならずに
エゴに執着せず
向上心を持って働いて
心身のマネジメントを心掛ければ
大丈夫だと思います。
くれぐれも
政府が何とかしてくれると
妄信しない様にして
自立力と相互扶助力を高めて
行きたいものですね。
自主自立と前向きな助け合いは
運が良くなります。