未来予測の中で最も当になるのは
人口統計と言われます。
現在、一番の人口ボリュームゾーンは
1947~49年生まれの団塊の世代と言われる方々です。
二番目の人口ボリュームゾーンは
1971~73年生まれの団塊ジュニア世代と言われる方々です。
正確には団塊ジュニア世代は
団塊の世代の子供たちではなく
1970年代後半生まれの方々が
本当の団塊の世代のジュニアだそうですね。
とにかく2020年では
団塊の世代が73~71歳になり
団塊ジュニア世代が49~47歳になります。
これが2030年には
団塊の世代が83~81歳となり
団塊ジュニア世代が59~57歳となります。
現在の男性の平均寿命が
79歳ぐらい(女性は86歳ぐらい)なので
失礼ながら団塊の世代の男性の人口が減り始めますね。
つまり2030年には
これまで二番だった団塊ジュニア世代が
最大の人口ボリュームゾーンになります。
10代の頃からゲームやパソコンに親しみ
バブル経済の崩壊による就職氷河期に入った世代です。
フリーターや派遣社員などの働き方も
団塊ジュニア世代ぐらいから急速に増えてきました。
独身・離婚・再婚も増え
ライフスタイルも多様化した世代です。
この世代が50代を迎える
2020年代は何が起こるのでしょう?
また高齢化により
元気な70代も増えましたが
団塊世代の後期高齢者化によって
2020年代はどうなって行くのでしょう?
オリンピック以後
暗い予測をする識者も少なくないですが
「未来は予測するものではなく、創造するものだ」
という言葉の側に立てるのならば
案外、面白い2020年代を過ごせるのかも知れません。
2040年代前半までは
確実に少子高齢化社会なので
実年齢より魂年齢の時代だと覚悟して
魂を若々しく磨くことができるかどうかが
愉しい人生の鍵になるのではないでしょうか。
どの年代も
2020年代をチャンスと捉えると
運が良くなります。