祭りごと(まつりごと)は「政(まつりごと)」とも言います。
大昔は神社で政治が行われていました。
現在は個人主義・自由主義・資本主義の時代です。
あまりにも物質に恵まれ、快適で便利な生活の中では
政治には興味が無い人が増えるのも致し方が無いのかも知れません。
明日のご飯に困らない人が多ければ
あまり政治には興味が無い人が増えますし
加えて、若い人は投票しても何も変わらないと
白けている人も多いのではないでしょうか。
元号も平成から令和に変わり
天皇家の役割も取り上げられることも多いですが
本来は宗教的儀式と政治は密接につながりがあるものです。
神事により民を代表して神とつながる天皇は
権威や尊厳や伝統はあるのですが
世俗の事は天皇が承認した大臣が取り仕切る任務があります。
その辺のところは実は今も変わらないですが
国民と政治家と天皇家に
乖離やすれ違いがあるのが現実ではないでしょうか。
もっと膝突き合わせて向かい合い
祭りごとを行う事が本来なのでしょうが
それは不可能であるのも現実ですね。
基本概念は日本人は天皇を中心とした大きな家族なのです。
日本は世界で最も成功した社会主義国家と言われますが
潜在意識や遺伝子的には(笑)
大きな家族意識は残っているのかも知れませんね。
これからは
政治と祭りごとを一体化して
老若男女問わず
祭りだけでなく政治にも参加できるような
構造改革が必要になって来るのではないでしょうか。
創業垂統の時代は自立と相互扶助の社会でもあります。
という事は自分たちで国や社会や街を創るという意識が
今求められているのかも知れませんね。