自己実現とは
単に夢を叶えることではありません。
もちろん夢や希望を持つことは大切な事です。
夢や希望を持っていない人よりも
夢や希望を持っている人の方が
人生において、やり甲斐や生きがいはあると思います。
だからこそ20年ぐらい前から
親や学校の先生等が子供たちに
「やりたいことを見つけよう」
などと連呼していました。
悪気があった訳ではありません。
それでどうなったかは
現在の若者を見ればお分かりになるのではないでしょうか。
ニートや引きこもりやフリーターが増加しましたね。
同じ事を続けている限り
ますます夢も希望も無い若者が増えることと思います。
親や学校の先生が教えなければいけないことは
まずは現実的に自立することです。
現実的に自立することができたら
次は自己実現することです。
現実的に自立するためには
精神力を高めなくてはできませんね。
自己実現するには
自己超越が必要です。
自己を超越するには
我欲の執着を無くすことが必要になります。
親や先生に保護されている立場で
夢や希望を語ることは
悪いことではありませんが
ほとんどの場合
幼稚な夢や希望になり易いものです。
親や大人に依存している立場での
やりたいことも好きなことも
同じく幼稚なレベルなので
必然的にニートや引きこもりやフリーターになり易いものです。
ちなみに現実的に自立するために
フリーターになることは構わないのですが
リーマンショック時の
「派遣切り」がそうだったように
いつ契約が切られてもいいように
キャリアアップを考えて行動していないと
厳しい立場に追い込まれる危険もありますね。
もちろん知識・情報化社会の今日
正社員と言われる立場であっても
先のことを考えて準備しなければ
いけないのではないでしょうか。
もう会社が将来どうなるのかは
分からなくなった時代だと思います。
現実的に自立して、自己実現すると
本当の意味で夢や希望が湧いてきます。
逆に言うならば
まずは自立や自己実現を夢や希望にすることも
有効なのではないでしょうか。
自立や自己実現や自己超越の意味を
正しく捉えることができると
運が良くなります。