今朝、たまたま観たニュースで
昨日開催していた女子駅伝のことをやっていました。
ひとりの選手が走れなくなり
かなりの距離を膝に血をにじませながら
這った状態で歩いて
次のランナーにたすきを渡したとのことでした。
とても素晴らしいがんばりだと思います。
ところがこの行為について賛否両論のようですね。
選手の将来のことを考えたら
棄権させるべきだったとの意見も多いようですね。
テレビのコメンテーターも解説者も
意見が分かれるようです。
棄権派の意見では
チームのために個人の犠牲を払う必要がないとの感じでした。
30代ぐらいの若い男性のコメンテーターは
駅伝のルールそのものもおかしいとの意見でした。
這ってでも次にたすきを渡した選手の頑張りに
素直に称賛の意を表せないことに
個人化社会が進行していることを感じます。
和の国日本でも
個人主義・自由主義・資本主義は進行中です。
駅伝のルールは変えなくてもよいと思いますが
団体競技だけではなく、企業のチームマネジメントも
やり方を変えなければいけない時代なのでしょうね。
個人の自由を強調する程に
自立と責任は必須になってきます。
個人の自由がわがままや、利己主義に堕ちいらないように
気を付けた方が良いかも知れません。
自由とは責任ですものね。