1953年に公開された
小津安二郎監督の名作「東京物語」はご存知でしょうか?
淡々と静かな映画ですが
戦後の家族の崩壊を描いています。
農業社会から工業化社会への移行や
村社会や同居から核家族への移行などが
戦後進みました。
現在は工業社会から知識・情報化社会ですね。
核家族からおひとりさまやシェアへの移行が進行中です。
殺人事件の半分以上は家族間になりました。
家族の絆は大切な事ですが
そのためにも自立は不可欠ではないでしょうか。
流れからすると子育てや老人介護は
大昔に戻って地域社会が担うようになるかも知れません。
まあ、その始まりは
アラフォーの人達が老人になる頃かも知れません(?)
どうなってもいいように
精神的・経済的な自立と
心身の健康はマネジメントした方が良いかも知れませんね。
「東京物語」は終戦というパラダイム転換から8年後に封切られたものですが
優れた映画は、人の心と近未来を上手に示唆しているものもありますね。
映画や歴史から
未来を生きるヒントや勇気をもらうこともありますね。
秋は映画や読書を愉しんで行きたいものですね(笑)