今朝は風も強く、桜の花が舞っていました。
桜は蕾(つぼみ)も良し・咲くも良し・散るも良しですね。
日本人は桜を人の命に例える場合が多いですね。
長い歴史や自然に比べれば、人の一生は短いものです。
満開の美しさはほんのわずかな時間です。
それでも日本人は散り際のはかなさにも思いを寄せ
美しさを見出す感性を持っている国民性ですよね。
散るも良し、いや、潔く散るからこそ美しいのかも知れません。
僕は右翼でも左翼でもありませんし、戦争反対派ですが
軍歌の「同期の桜」に泣けますね。
貴様と俺とは同期の桜 同じ兵学校の庭に咲く
咲いた花なら散るのも覚悟 見事散りましょ国のため
貴様と俺とは同期の桜 離れ離れに散ろうとも
花の都の靖国神社 春の梢(こずえ)に咲いて会おう
日本人が桜に人生や命や魂を重ねているのは
このような歌からも感じられますね。
思いっ切り咲いて、潔く散る
そしてまた花となって会いましょうとの感性は
まさに美しい日本人の心ですね。
桜に感謝です!!