現在は精神の時代ですが
マインドフルネスや瞑想やヨガなどもブームとなり
ストレスを少しでも軽減させるためのメソッドも多く普及していますね。
昔から「強靭な精神」とか「心を鍛える」という表現もあり
ストレスや緊張に負けない精神力を持つことが
ストレス社会を乗り切って行く方法だと思っている人もいるかも知れません。
ところが歯を食いしばってストレスを我慢していると
最後は壊れてしまいますね。
小さなストレスはそれでも良いかも知れませんが
大きなストレスには精神の強靭さよりも
精神のしなやかさが大切だと思います。
マインドフルネスや瞑想やヨガなどは
心をからっぽにして「空」の状態になることです。
ストレスに負けないことでも、ストレスを感じない事でもなく
むしろストレスをいったん受け入れてから
手放すと言った感覚です。
ある意味では現代人には理解することがとても難しいかも知れません。
子どもの頃に自然に触れたり、アナログ的な体感の経験が少ないからだと思います。
そう言った経験が少ない場合、どうしても頭で理解しようとする傾向があります。
精神を鍛えるとは難行苦行で歯を食いしばることではなく
何でも受け入れ・何でも手放し、「空」の状態になることです。
イメージ的にはしなやかさであり、リラックスした状態です。
ただ人間の身体はどうしても老化をするので
無理のない範囲で、ある程度は運動や筋トレは必要かも知れません。
身体はある程度鍛えて、精神(心)は「空」になることが
ストレス社会を乗り切るには大切なのではないでしょうか。
運も良くなります。