昔は「若い人は叱られなくなったら終わり」という言葉がありました。
戦後だんだんとですが、特に80年代ぐらいから叱られなくなりました。
90年代・00年代・現代とますます叱られなくなってきています。
それにともない働けない若い子や精神病の増加が増えるのは
おそらくですが、叱られなくなってきたことと相関関係があるような気がします。
ミスや失敗をしない人はいませんが
他人様に叱られなくなった上に
親にも叱られなくなった現代の環境は
自由の反面、責任も重くのしかかってきます。
ある意味では孤独感が増してきます。
自己責任の時代は己に反省心や改善の精神が求められます。
本来、子供や若者は、愛ある叱りを必要とするのですが
それは難しい時代ですね。
精神的な格差はますます広がる事でしょう。
自己克己心や自己向上心が必要な時代のようです。