ソニョシデ

　と韓国語で読むそうな＞少女時代
　初来日とミニライブのにぎわいぶりが、あちこちで放送されていた。最近、韓国のガールズポップが注目されているという話は聞いてたが、なにしろ[Channel V]が見られないと韓国ポップスも触れる機会が減ってしまって＾＾；
　ファンの多くは若い女性、高校生や中学生もいる。メンバーの年齢が19歳～21歳と、ちょっぴりお姉さんで、「可愛くて素敵」というのがポイントかな。
　売りは“美脚”だという。ショートパンツまたはミニスカートにハイヒールで、露出部分と露出してない部分をはっきり分けてるのが特徴だと思う（背中や肩、ヘソなどを見せてない）。ダンスの振り付けも足をきゅっきゅっと動かす、タンゴの女性の足の動きとかにも似てるかも。
　「歌もダンスもすごいし～」と夢中になってるファンたち。日本のアイドルと違って、韓国ではとにかくデビューまでに徹底してレッスンして鍛え抜くという。デビューまでにかかる費用が払い切れずに、夢を諦める若い人も少なくないそうだ。彼女たちも、くぐりぬけてきたんだろう。
　日本のアイドルたちとは、売り出し方の切り口が違う。日本の女性アイドルは、古くは同世代男性に愛されるのがメインだった。モーニング娘。あたりから、同性にも親しまれる路線になってきた。いずれもデビューは若ければ若いほどよく、ダンスも歌も、初めは下手なのが当たり前。仕事しながら身につけていけばいいもの。逆に、上手くなりすぎるとアイドルとしては終わりで、“卒業”させられてしまったりする＾＾；
　私が[Channel V]で韓国ポップスを見たり聴いたりしていた頃は、女性グループは3人とか4人、せいぜい5人くらいの編成が多かったんだけど、少女時代は9人、見せ方は当然変わってくる。
　振り付けは、隊列でそろえた動きの美しさを強調してると思った。比較的単純で覚えやすい“振り”があって、ファンがそれを一緒にできるのが韓国風。（コンサートで、観客が一斉に同じ振りをするのがお約束らしい。）
　こうしてみると、モーニング娘。の、全員が舞台を縦横無尽に動きながらぴったり合わせてる振り付けは見事だが、意外と真似して一緒にやるのは難しい。観客に一緒に踊ってもらうというコンセプトはあまりなかったかも。AKB48のステージは見たことないけど、どうなんだろう？
　意外と曲もよかった♪（CDは買わないと思うけど＾＾；）