ISU国際スケート連盟が、国際大会出場を停止されているロシアとベラルーシの選手に関して、ミラノ・コルティナ五輪最終予選に出場可能なAIN(個人の中立選手)のリストを発表した。
五輪最終予選は9月17日~21日、北京で行われる。ロシア、ベラルーシ共に各種目1人/組のみ予選にエントリーできる。
<ロシア>
男子 Petr Gummenik Vladislav Dikidzhi
女子 Adelia Petrosian Alina Gorbacheva
<べラルーシ>
男子 Vasil Barakhouski Yauheni Puzanau
女子 Viktoriya Plaskonnaya Viktoriia Safonova
アイスダンス Nastassia Sidarenka Uladzislau Sytsik (国内選手権)
男子と女子は2人ずつリストに載っているが、1人は正エントリー選手が怪我などで出場できなくなった場合の補欠となる。
4回転と3アクセルが跳べると話題になっているペトロシャン選手のフリー。
2020年世界ジュニア3位だったグメンニク選手(鍵山優真が2位だった)、当時は可愛らしかったがすっかり大人っぽくなり、4回転も3種類に。
ロシアのペアとアイスダンスは、申請した選手が認められなかった模様。これで日本から出場権獲得を目指すペア“ゆなすみ”長岡柚奈/森口澄士組、アイスダンス“うたまさ”吉田唄菜/森田真沙也組にとって、少し有利になった。ペアもアイスダンスも、ロシアのトップ選手がエントリーしてきたら、1枠持っていかれるのは覚悟するところだったので
最終予選で決まるのはペア3組、アイスダンス4組。2024/2025シーズンベストから考えると、ペアはアメリカ3番手のEmily CHAN / Spencer Akira HOWE、2025/2026シーズンにシニアに上がる中国のJiaxuan ZHANG / Yihang HUANGがリードしそう。長岡/森口はその次のスコアを持っているが、スイス、ウクライナ、フランスのペアともそう差がないので、油断はできない。
アイスダンスは、世界選手権2025でまさかの21位だったAllison REED / Saulius AMBRULEVICIUSは確実。フリーに進んだが出場枠に届かなかったHolly HARRIS / Jason CHANも安定の実力で、あと2枠を吉田/森田のほか、ハンガリー、スウェーデン、アイルランド、スロバキア、イスラエル、ウクライナあたりで争う形になりそう。この中で世界選手権リズムダンスでは“うたまさ”が一番いいスコアだったのは多少自信になるかな とはいえ差は大きくないので、熾烈な戦いになる。
男子と女子は、グメンニクとペトロシャンが出場権を獲得する可能性が高い。五輪本番でメダル争いに絡んでくるのか、、、
また最終予選が近づいたらプレビューしてみます
<追記>
五輪最終予選のアイスダンスに日本から出場するのが“うたまさ”吉田唄菜/森田真沙也組と決まっているように書いてしまったが 考えてみたら出場できる組は“あずしん”田中梓沙/西山真瑚組をはじめ、全日本に出場したほかの組でもいいわけだし、年齢からいえば“かほゆう”山下珂歩/永田裕人組も出場可能だ。
とはいえ、全日本優勝していて、シーズンベスト、ワールドスタンディングなどを総合すると、現時点では吉田/森田組が最も可能性が高い組ではある。
ジュニアグランプリシリーズは出場者を決める選考会があるようだが、こちらはどうするだろうか。
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