フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第2戦、スロベニア大会。初日2つ目の種目、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。(映像はYouTube公式チャンネルで)
上位は高得点の争いに
3 ドミトリ・アリエフ(ロシア) 56.41(5)
蜂をピストルで撃ってみせる振付からスタート、西部劇風 トリプルアクセルをこらえて下りた。シットスピンで足を換えるとき、一瞬片手をついてしまった。
ロシアは男子も層が厚い。この選手はたぶん国際大会初出場だと思うけど、順調に伸びるかな。
10 鎌田英嗣 53.15(6)
「コンドルは飛んでゆく」♪ コーチに背中をどん!されて出ていった。アクセルはダブル、トウループの3-3を根性で下りる。ステップはアンデスの風を表現するような気持ち、かな 全体にスピード感はあったと思う。
13 中村優 52.01(8)
アストル・ピアソラ「リベルタンゴ」♪ グレーのストライプのシャツで大人の雰囲気。冒頭のアクセルが1回転になったが、3-2コンビネーションやルッツはオーバーターンしてもコケずにこらえる。ステップでタンゴのムードを出そうと頑張った。
コーチが本田武史氏。今季は高橋大輔が休養する分、ほかの選手を見る時間があるのかな、と思う。
15 金博洋(Boyang JIN) 72.21(2)
「タンゴ・アモーレ」♪ ジュニアグランプリファイナル2013で、フリーで4回転3本決めて優勝した選手。今季はどのくらい跳べてる?と思ったら、バリバリ 背が伸びてさらに細くなったから、ジャンプの軸の細いこと! トリプルアクセルでGOE1.57!
タンゴらしいポーズを随所で決め、肩をくねらせて踊るのも照れずにこなす。自己ベスト更新。
18 アンソニー・カン(カナダ) 61.10(3)
「レッド・バイオリン」♪ すでに19歳だけどJGP初出場。3回転フリップ+3回転トウループをなんとか下り、アクセルはダブル。でも指先まで意識した振付をしっかり表現していて美しい。本人も満足そうな笑顔で終わった。
20 ショータロー・オオモリ(大森勝太朗)(アメリカ) 58.82(4)
「ラン・ボーイ・ラン」♪ 男性ボーカル曲。世界ジュニア2013の銅メダリスト。トリプルアクセルで転倒、3回転フリップ+3回転トウループもほぼ下りてたのに、最後に後ろ向きに両手をつく形になって、これも転倒扱いになってしまった。今年19歳、すっかり体つきが大人になって、ポーズは見栄えがする。ステップもなめらか。
とはいえ、自己ベスト70.82には遠いスコアで少し残念。フリーはどのくらいできるか。
22 アレクサンデル・ペトロフ(ロシア) 74.59(1)
フラメンコ系の曲。世界ジュニア2014で4位の選手。織田信成みたいな柔らかい着氷のトリプルアクセル ルッツは一瞬傾いて大丈夫?と思ったが、ちゃんと下りてしまうところも“ノブナリ”な感じ^^; 基本に忠実なスピンは3つともレベル4をもらった。
ステップでも表現力を見せて穴がない。金博洋の72.21を軽く超えてしまった。
結果、1位ペトロフと2位金博洋が、70点越えでトップを争う。3位以下はけっこう接戦なので、SP50点以上の選手には3位になるチャンスはあるかも
まずは今できることを全部やりきれるように、頑張れ
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