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グランプリファイナル&その後

2008年12月15日 22時20分04秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・グランプリファイナルが終わった。結果はこちらこちら
<女子>
 浅田真央の劇的な逆転優勝だが、180点台での争いは、パーソナルベストが200点をうかがう浅田とキム・ヨナの戦いにしては低レベル?と思った。しかし、今季は採点基準がまた一段と厳しくなっているようなので、簡単に高得点は出ないのかもしれない。
 文句を言わせないトリプルアクセル2回を決めたのは、本当に歴史的な快挙だ。それでも123.17点。キム・ヨナにとって、自分が完璧な演技をすれば勝てる点数。それが逆にプレッシャーになった? 転倒がなければどうなったかわからない。細かいところの表現の美しさは、今のところ明らかに浅田を凌駕している。
 しかし、いずれにしろ見ごたえのある演技の勝負だった。四大陸、世界選手権ではどちらに軍配が上がるか。これから何年も、それぞれが成長しながら戦うライバル。楽しみなことだ。
 中野友加里は調子が上がらなくて残念だったが、トリプルアクセルに挑戦できたのはよかったと思う。安藤美姫は曲を変えて正解。観客はまだ馴染みがないので盛り上がりがいまいちだったけど、滑り込めばいい感じになりそう。二人とも、全日本に向けて仕上げていくだろう。何しろ、村主も鈴木もいる中で3位に入らないと世界選手権に出られないのだ。
 コストナーとロシェット、なんだかんだいってまとめてくる。強い。
<男子>
 優勝のアボット、、、美しすぎる~こんな完璧な演技をされちゃ、お手上げ^^;
 そこに出ていく小塚、このメンバーの中で最終滑走を経験したのが一番の収穫。4回転でコケなかったので、自分でびっくりしちゃった?! でも、これからは4回転も下りて当然にならなくちゃいけないし、「4回転以外は100%自信がある」と言ってた状態を取り戻さなくてはいけない。高橋大輔が出られない今シーズン、期待は大きい。そしてそれに応えられるだけの力が、ついてきている。
 ウィアーとベルネル、まだ完璧にはなってないけど、シーズンは途中。パトリック・チャンも立て直してくるだろう。それよりジュベールが心配。たいしたことなければいいけど。

 ファイナルのいいところは、選りすぐりの選手による演技ばかりを見られること。世界一の称号は世界選手権チャンピオンのものだと思うが、トップクラスの選手だけが集まるファイナルでいい演技をすることは、一流の証明だ。

 地上波放送ないのでペアとアイスダンスは全然見ていない。アイスダンスは2組が棄権、どうしたんだろう
 ペアはSPトップのサブチェンコ・ゾルコビー組が3位、川口・スミルノフはSP6位からひとつ上げて5位。優勝した龐清・佟健組のほうが張丹・張昊組よりこのところ調子がいいのかもしれない。世界選手権ではどうなるか楽しみ。
 ジュニアも放送されなかったけど、女子で藤澤が2位と躍進!村上も4位と頑張った ペアの高橋・トラン組は残念だったけど、彼らの演技を見てみたい
 来年4月の国別対抗戦をせっせと宣伝していたが、これって日本は全然有利じゃない(だってペアとアイスダンスが^^;) アメリカとカナダがめっちゃ強そう。ロシアとフランスもそこそこ? ISUが主催する公式の大会らしいが、定着するだろうか。やってみないとわからないが・・・

 ファイナルでグランプリシリーズは一段落だが、シーズンはこれからが本番。まずは全日本の厳しい戦い。そして来年のオリンピックを占う世界選手権。
 「浅田と小塚を世界選手権代表に推薦」という話が出ているそうで、要するに「内申の成績がいいから、入試で合格点に少し足りなくても合格させます」と言ってるようなもの(笑) たしかに、高レベルの争いで僅差で4位になったような場合、3位の選手より優先されるだけの成績を残しているといえる。少し気楽に臨めるかも

 エキシビションについてはまたのちほど。

<追記>
 韓国・高陽の観客、なかなかよくわかってる感じだった。出場選手のシリーズでの演技をよく知っていて、いいところで拍手してくれるし、けっこう熱狂的な応援。微妙に手拍子が曲とずれてるところがあったが^^; やっぱりキム・ヨナ効果で韓国のフィギュアスケート人気が盛り上がってるのかな

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