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高橋/木原ペア解散

2015年04月03日 10時28分20秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界国別対抗戦2015の出場選手発表と、同時に伝えられたニュース。
 ソチ五輪に出場した高橋成美/木原龍一ペアが、世界選手権をもって解散した。
 知ったときはもうショックで(31日だったから、エイプリルフールでもなかったし
 二人のブログによると、数週間前に木原選手のほうから話があったとか。ということは、四大陸選手権の後くらいかな・・・。世界選手権の前に連盟には伝え、二人の希望で発表は大会後になったそうだ。
 それぞれペア競技を続ける意向で、パートナーを公募するそうな。伊東秀仁フィギュア委員長は「(3年後の)平昌五輪まで時間がないから(新ペア結成へ)早急に動く」という(記事)。
 そもそもオリンピック出場を目標に結成されたペアだった。連盟としてはなんとか新パートナーも日本人で見つけたいだろう。
 女子は、シングルからの転向を希望する選手もいるかもしれないし、以前外国人と組んでいたジュニア選手もいたはず。木原選手のパートナーを見つけるのは比較的容易かも。
 一方、男子は、、、。またトライアウトを実施して、シングルからの転向希望者を探すことになるだろうか。この際、やる気と体格があれば、高校生とかの年下もあり
 成美ちゃんの年齢的にジュニアはもう出られず、いきなりシニアからなのはハンデだけど、そこは龍一くんも通った道だし、成美ちゃんも初心者と組んでいくノウハウもできたことだし、なんとかなる!
 長く組み続けてじっくり育っていける、いいパートナーが見つかりますように

 あと少しでフリー進出を逃した世界選手権など、今季はなかなか高得点が出せなかった、高橋/木原ペア。「成美ちゃんがもう少し、サイドバイサイドジャンプで成功していたら・・・」と指摘する声がネットに出ていた。
 「腱がのびていて、固めないとジャンプが下りられない」と、足首をテーピングでガチガチにする映像を以前見たことがある。中学くらいからずっとペア一筋、シングルの選手とはまた違う負担があるんだろう。
 しかし、スロージャンプはそこそこの確率で着氷しているのだ。サイドバイサイドジャンプの成功率を上げるには、技術的、あるいは心理的に、何かコツを掴む必要があるのかも、と思う。
 私はむしろ、今季演技構成点があまり伸びないことが気にかかっていた。マーヴィン・トラン選手と組んでいた頃は、シーズンごとにユニゾンが深まり、アイスダンスのような美しいステップやスケーティングが見られたが…
 木原選手もシングル時代、表現力は高く評価されていた。その二人が組んだ当初、技術的にはごくシンプルなことしかできなかったが、しっとりした一体感のあるムードを醸し出した「サムソンとデリラ(私の心はあなたの声に開く)」、若々しくフレッシュな「レ・ミゼラブル」、ともに深い印象を残し、演技構成点も1年目としてはかなりのスコアだった。
 今季はどちらかというと元気いっぱい系の曲を選んだが、それが裏目に出たか。1年目の水準からほとんど演技構成点を上げられず、スコアと順位は要素の出来次第。ジャンプが決まってなんぼ、という戦い方になってしまっていた。
 演技構成点でもう少し点が出るようになっていれば、サイドバイサイドジャンプでのプレッシャーが軽くなって、確率が上がったかもしれない。絶対決めなければ!という気持ちが強すぎたのが、かえって仇になったような気がする。
 世界選手権初優勝のデュハメル/ラドフォード(成美ちゃんの以前のトレーニングメイト)が、「今季は練習も試合も、ベストを尽くすと同時に楽しむことにして、勝つことを目標にしなくなったら、勝てるようになった」とコメントしていた。成美ちゃんと龍一くんは、今季はあまり楽しめなかったのかな・・・
 それでも、世界選手権のSPではツイストでトリプルに挑戦できた。これを財産に、今後頑張っていけるといいな

 国別対抗戦には古賀亜美/フランシス・ブードロー=オデが出場する。ジュニアグランプリシリーズで4位と6位、世界ジュニア6位。技術点では既に、今季の世界選手権のミニマムテクニカルスコアをクリアしているペア。シニアデビューとなる大会で日本全国にお披露目
 そして日本にも、ペアやアイスダンスの拠点になるリンクができて、多くのペアやカップルが活躍できるように、なってほしい・・・
 


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