フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズも、最終第7戦となって、クロアチア大会。
日本からは、男子に宇野昌磨、鎌田英嗣。女子はJGPデビューの永田絵美莉と竹野比奈。ペアは古賀亜美/フランシス・ブードロー=オデが出場する。
最初は男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。昌磨、凄い、、、
5 鎌田英嗣 49.08(17)
「コンドルは飛んで行く」♪ 草原の風を感じさせるように大きく滑り出す。ダブルアクセルをきっちり決めたが、トウループの3-3で一瞬膝をつきそうに。シットスピンでジャンプで足換えするとき軽くお尻をついてしまった 丁寧に回った最後のスピンはレベル4
終わったときは少しつらそうな顔だったけど、疲れたかな^^;
9 アンソニー・カン(カナダ) 59.47(5)
「レッド・バイオリン」♪ あらゆる動きを表現につなげる意識がある。音楽の緩急にぴったり合わせた振付で、ドラマチックに演じた。スロベニア大会で出したベストに届かなかったのは、フリップのエッジがeとされた分かな。
Bioによると香港生まれ。今、香港代表で出ているロナルド・ラム選手のように、将来香港代表になってくれないかしら
13 ムラド・クルバノフ(ロシア) 64.98(4)
ラフマニノフ「前奏曲嬰ハ単調」♪ 前半は重厚でシンプルな音のピアノ曲でジャンプを跳び、中盤は細かい音に合わせて激しく動くステップ。ロシアの選手の常で、基本はしっかりしている。自己ベスト更新。
19 ネイサン・チェン(アメリカ) 72.57(2)
ヴィヴァルディ「四季」より「夏」「冬」♪ 相変わらず安定した基礎と美しいスケーティング。冒頭のトリプルアクセルで転倒したが、回転は足りていた。レベル4のステップに加点1.20。本人は転倒が口惜しかったようで、キス&クライではちょっと落ち込んでいた。
SP自己ベスト75.15は2012年に出したもので、まだトリプルアクセルを跳んでいない時期。今季は跳んだうえでもっと高得点を出したいんだろう・・・
21 イ・ジュンヒョン(韓国) 68.52(3)
「The Wild Party」♪ トリプルアクセルはステップアウト、ルッツにはeがついたけど、元気よく決めている。ジャズ系のブラスの音にのってスイング感が出るステップ、「いいな」と思ったらレベル4で加点1.10 フランス大会でミスしたスピンもレベル4をそろえた。
わりと踊るのが好きなタイプかも。少しだけど自己ベスト更新、実力が安定してきている。
24 宇野昌磨 74.82(1)
「クロイツェル・ソナタ」♪ 唯一心配な要素、トリプルアクセルがちょっとステップアウトで下りた あとは活き活きと滑るだけ 緩急や“ため”をつけながら豊かに表現していくステップは、ジュニアのレベルをはるかに超えている(レベル4、GOE1.30)。スピンの取りこぼしもなく、技術点・演技構成点ともにトップで自己ベスト更新
フリーは宇野昌磨とネイサン・チェンの一騎打ちになりそう。イ・ジュンヒョンは3位をキープすればファイナル進出。ドイツ大会優勝のアンドレイ・ラズキン(ロシア)が56.44で9位と出遅れたけど、フリーでどこまで巻き返せるか?
フリーは明日
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