Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

終わっても忙しい

2013年03月30日 14時16分36秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2013が終わってもう2週間だけど、なんやかんや忙しい^^;
 というのは、J SPORTSで「全種目・全滑走放送」を順次録画していたから。ネットでLive Streamingを見て、選手によっては地上波放送でも見ているけど、やっぱりまた見てしまったり。きりがない
 録画するためには、例によってHDD容量を空けなければならず、それには録画するそばからDVDに焼いていかなければならず・・・“直焼”できれば一番いいが、なにぶん全滑走放送となると一つの種目が4時間半なんて単位だったりする。DVDは2時間しか録画できないから、直焼するにはうまく切りのいいところでディスクを差し替えるか、HDD録画に切り替えないといけない。
 実はそれで失敗した アイスダンス・フリーの前半を直焼しようとして、TV番組表で録画予約、レコーダーにDVDをセットして、番組開始と同時にDVD録画ボタンを押した。2時間になるあたりで切り替えようとして気づいた。。。チャンネルがL1(TVチャンネル)になってなかった。。。
 レコーダーのほうでも、時間とチャンネルを指定して予約しておけば間違いないんだけど、媒体をDVDにすると2時間以上の予約は受け付けない。しかし実際は2時間3分くらいまでは録画できるので、切れ目によっては2時間ぴったりでないほうがいい場合もあるわけで、、、
 アイスダンス・フリーの再放送は4月22日。忘れずに録画しなくちゃ

 そうやって見返すと、またいろいろ発見がある。
 滑りが前にもましてよくなった気がしたパトリック・チャンだけど、スケートの立てる音がめっちゃうるさかった。ガリガリ引っかかる音ではないけど、ガーガーザーザーという感じ。音は減点対象じゃないから問題ない
 記憶に残る演技という点では、デニス・テンのプログラムは忘れられないだろう。ジャンプが決まったときの小さなガッツポーズが振付の一部のようだった。オーラという点では、高橋大輔もちょっとこの日のデニスには及ばなかったかも。
 あまりにスムーズすぎてびっくりのキム・ヨナの演技は、スムーズすぎて引っかかるものがなく…もう一度見たいかというと微妙。私が「レ・ミゼラブル」の曲をあまり知らないせいかも。
 やはり浅田真央の「白鳥の湖」や鈴木明子の「O」、村上佳菜子のタンゴメドレーは、ミスがあったとしてもまた見たいと思う部分がたくさんある。カロリナ・コストナーの「ボレロ」も素晴らしかった。国別対抗戦で浅田真央と鈴木明子はもう一度見られるのは楽しみ

 表彰式の国歌を女声合唱団が歌っていたが、何曲くらい練習してただろう? 1曲はカナダだったから少し楽になった? あと韓国、ロシア、アメリカだったが、日本やイタリア、フランスやドイツも練習してたかな? スペインやカザフスタンでも大丈夫だったかしら 「日本のは短いのはいいけど、ブレスが難しいわね」なんて言ってたりして。
 イエーテボリ(スウェーデン)で行われた2008年の世界選手権を思い出す。国歌がアカペラ合唱で、男子優勝のジェフリー・バトルが嬉しそうに“Oh Canada”を一緒に歌っていたっけ。
 来年は日本だけど、そういうのやる気あるかな、、、

 J SPORTSだと、選手のインタビューもたっぷり。日本の選手だけでなく、ミックスゾーンで答えてくれる選手はできるだけカバーしているようだ。フランス語の上手なインタビュアーもいて、ブライアン・ジュベールやペシャラ/ブルザ組などにはしっかりフランス語でインタビューしていた。
 英語圏以外の選手たちも、みんなすらすら英語を話す。細かい文法ミスはあるのかもしれないが、言いたいことがちゃんと伝わっている。ボロソジャル/トランコフ、ベルトン/ホタレックはアメリカも練習拠点の一つだからかも。振付師が北米の人だったら、やはりコミュニケーションに英語が必要になるし。中国人の佟健(Jian TONG)や韓聰(Cong HAN)も、中国語通訳がいないことに慣れているのか、ちゃんと話してて偉い。
 日本の選手たちも、多少は話すんだろうけど、日本向けの放送には出てこないので^^; キャシー&クリス・リードは、最近一生懸命日本語で話してくれる。
 インタビューを聞くと、直前まで怪我を抱えていたり、本番では不調だったけど練習では悪くなかったり、演技を見ただけではわからない内情が伝わってくる。五輪シーズンに向けて「食生活から改善する」と言う選手もいる一方で、2人の国籍が違うために「私たちは出ないけどね」というアイスダンスカップルもいて、捉え方がそれぞれなのだった。

 ずっと見てると、何度も見る顔、、、それは有名コーチ。選手たちの成績は、ある意味コーチの成績でもある。
 ブライアン・オーサー氏・・・ハビエル・フェルナンデスが銅メダル、羽生結弦が4位と悪くなかったと言えそう。女子のゲデバニシビリ選手がフリーに進めなかったのは残念。
 フランク・キャロル氏・・・デニス・テンの銀メダル 長洲未来ちゃんが選手権に出場できなかったけど、大きく埋め合わせた?!
 ニコライ・モロゾフ氏・・・アリョーナ・レオノワが13位、フローラン・アモディオ12位、高橋大輔6位、イリニフ/カツァラポフ9位。期待したほどでは…というところか。
 リチャード・ゴーチエ氏&ブルーノ・マルコット氏・・・前回は高橋成美/マーヴィン・トラン組が奇跡の銅メダル、今回はデュハメル/ラドフォードが堂々の銅メダル。ソチ五輪でも期待できそう。
 家族(父とか母とか兄とか)がコーチの選手たちは、いい演技ができたときの迎え方が特に嬉しそう アレクサンドル・マヨロフ、ミーシャ・ジー、無良崇人、みんなそうだった。
 来シーズンに向けて、コーチや練習拠点の変更をする選手も多いだろう。ベストの結果につながっていってほしい。

 カナダの観客は本当に温かく、各選手のプログラムをよく知っている。そしてどんな選手でも、どんなレベルでも、いい演技には拍手を惜しまない。
 観客動員数がそれほど多くなかったという記事もあるが、ペアやアイスダンスでもしっかり席が埋まっていて、種目間の人気の差が少ないと思った。地上波のペア・アイスダンスの放送冒頭で「日本では男女シングルの話題ばっかり」なんて前振りするので、「誰のせいだと思ってんの!」と突っ込みたくなったが^^; 来年のさいたまスーパーアリーナ、どの種目もきっと満員になってくれるだろう(希望的観測)。

 来年の話は、またあとで。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もう | トップ | そんな時期、そんな年齢 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿