フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第6戦、スペイン大会。7大会のうちもう5大会は終わって、終盤に入ってきた。
男子ショートプログラム(ジャッジスコア)、再生リスト・全体映像#1/#2。日本からはJGPデビューの木科雄登と、ジュニア3シーズン目の山隈太一朗が出場する。
Live配信が不調で、途中まですでに終わった演技を1人分ずつアップするVODしか見られなかった
1 木科雄登 SP:51.25(11)
「Wonderland」♪ ・・・なんか、聞いたことのあるメロディーが・・・テレビ朝日フィギュアスケート番組のテーマ曲では フリップは転倒したが、トウ・トウ3-3、ダブルアクセルは頑張った。
5 ネイサン・チェン(アメリカ) SP:77.94(1)
マイケル・ジャクソン・メドレー♪ アメリカ大会に続いて、今大会もキレキレ トリプルアクセルは着氷でやや傾いたが、後半のルッツ・トウ3-3、フリップは余裕。ぴしぴしと音にはめていく動き、お見事。さらに自己ベストを更新し、宇野昌磨のジュニア男子歴代最高得点を更新する日も近い
6 山隈太一朗 SP:48.17(16)
「Smooth Criminal」♪ チェン選手の直後を引いてしまった 曲も一部同じだし…。アクセルでパンク、ルッツ・トウ3-3はまあまあかと思ったが、ルッツのエッジエラーeとトウループ回転不足で思ったより減点されてしまった。フリップは3回転跳びたかったところだが
スケーティング、よく音にのっている細かい振付などは悪くなかったと思う。
8 張鶴(He ZHANG)(中国) SP:63.93(3)
「Singin' In the Rain」♪ オーソドックスなスケーティングは相変わらず。昨季までなかったトリプルアクセルに挑んでステップアウト。ルッツでも大きくステップアウトしてしまい、コンビネーションにできなかった。フリップはとてもきれい。スピンも安定している。
楽しげな雰囲気を出そうと頑張っていたが、超・有名曲なので、、、もう少し振付にアクセントがほしいかも。でもいいプログラムになりそう。
9 ヴラジミール・サモイロフ(ロシア) SP:61.63(4)
「ノートルダム・ド・パリ」♪ 昨季JGPに1大会出たのみであまり実績がないが、スケーティングがけっこう上手い。あまり構えずにすっとジャンプを跳べる。アクセルはダブルだが、後半にルッツ・トウ3-3。スピンもそれぞれの姿勢がしっかりしている。
最初から最後まで、飽きさせずに惹きつけるものがある。フリーも楽しみ
11 マテオ・リッツォ(イタリア) SP:58.89(6)
「マラゲーニャ」♪ ←とBioに書いてあるが、「Once upon a time in Mexico」じゃないかと思う^^; きれいなダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3はトウループが回転不足判定。しかしほぼミスなく、全体にいい流れだった。
得点を見てコーチのほうが本人より喜ぶ
17 ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:67.96(2)
「Still Loving You」スコーピオンズ♪ 曲にあわせて背中にサソリ アメリカ大会2位、チャレンジャーシリーズ・U.S.クラシックインターナショナルで優勝と今季好調。フリップはエッジエラーeがついたが、トリプルアクセルは高い! ロックなステップでレベル4獲得、このプログラムお決まりの右手を突き上げて頭を垂れるご挨拶。
21 ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:59.34(5)
「I Put a Spell On You」♪ チャレンジャーシリーズ・ネーベルホルン杯で世界選手権のミニマムテクニカルスコアをクリア、気分よく乗り込んできた トリプルアクセルはステップアウトで片手をつき、3回転ルッツには無理せず2回転トウループをつける。エレキの音一つ一つに動きとポーズをはめながら表現していった。
結果、予想通りにネイサン・チェンが大差をつけてトップに立ち、サモヒンが2位、2大会連続出場予定の張鶴が3位。4位サモイロフ、5位イー、6位リッツォあたりまでは表彰台が狙えるか。
木科、山隈の2人も、フリーでベストな演技ができるといいな
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