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そろって全日本へ

2020年10月07日 00時08分33秒 | スポーツ

 という夢があったのか、、、なるほど。
 フィギュアスケート・近畿選手権ジュニア女子で16位に終わり、西日本選手権進出を逃した本田紗来。記事に“長男である本田太一も含め、本田一家全員で全日本へ、という夢には届かなった”とある。
 兄の本田太一が今季を最後に引退するらしい。紗来が全日本ジュニアで6位くらいに入り、シニアの真凛と望結がそろって東日本を勝ち抜けば、確かに一家全員での出場が可能になる。(昨季までは紗来がノービスだったので、シニアの全日本選手権に出られる可能性はなかった。)
 世界ジュニアで2016年優勝、2017年2位の本田真凛と、俳優として活躍する本田望結の妹ということで何かと注目される本田紗来だが、今回はちょっと厳しかったようだ。
 ジュニアは13歳から18歳までと年齢層が幅広くなり、体力・体格の差が大きい。誕生日が4月で“早生まれ”、多くの選手が中2でジュニアに上がるところを中1で上がってきた。体の軽さを利用してジャンプを跳びまくるタイプではなく、ショートプログラムとフリーの2本を揃える体力がまだついてないような
 かつては濱田美栄コーチに師事していた兄妹だが、昨季からコーチを変更。アメリカでラファエル・アルトゥニアン氏の指導を受け、日本では本田武史コーチがつく。濱田コーチが教える木下アカデミーの選手たち(特にノービス女子)が高得点を出していて、ちょっと対照的だった。
 全日本ノービスB(9歳・10歳)で4位1位、ノービスAで2位4位と好成績を続けてきたが、「去年からずっと成績が下がっていて...」と本人が言うとおり、技術点が伸びていない。これから3回転ジャンプが安定して跳べるようになるかが鍵だ。
 来季はコロナウイルスが治まって、ジュニアグランプリシリーズが通常通り開催されるかもしれない。例年6月頃に選考会があるそうだから、それまでにプログラム全体をまとめられるようになれば、国際大会に出るチャンスもあるだろう。
 どのみち北京五輪に出られる年齢ではないので、焦ることはない 今は体が大きくなってもきっちり跳べるジャンプ技術を身につけ、スケーティングの基礎を固めていけばいい。全中(全国中学校スケート大会)で、成長した姿が見られるといいな

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