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国際大会に出よう!

2019年05月04日 18時42分52秒 | スポーツ

 と言いたい>高橋大輔選手
 先日、日本スケート連盟が2019/2020シーズンの強化選手を発表。全日本選手権2位の高橋大輔選手が特別強化選手に選ばれたことが話題になった。
 4月に決定する強化選手は、原則として(1)全日本選手権12位以内(2)全日本ジュニア8位以内からだそうだ。全日本選手権メダリストは特別強化選手になる。
 さらに、グランプリシリーズに出場が確実な選手も入る。羽生結弦選手は世界選手権2位で、グランプリシリーズにはシードとして2大会アサインされるはずなので、全日本に出場していなくても特別強化の扱いになるわけだ。
 現時点で強化選手リストに入っていなくても、例年グランプリシリーズにアサインされた選手はリストに入る。2大会で特別強化、1大会で強化A。ジュニアグランプリシリーズ派遣が決まった選手も、AないしBに入れられる。
 本田真凛選手が強化から外れたことも話題になっていたが、ワールドスタンディング28位、2018/2019シーズンベスト32位なので、1大会はアサインされる可能性が高い。

 「国際大会にエントリーするかは未定」と報道されている高橋大輔選手。これからコーチ陣と話して決めるそうだ。少し前の記事では「(国際大会には)出場しないんじゃないか」とコメントしていたが、今はどう考えているだろうか。
 昨季のように近畿ブロック→西日本→全日本というパターンも可能ではあるが、全日本3位まではシードなので予選に出る必要はない どうしても出たい??
 グランプリシリーズは「過去10年間の世界選手権で上位6位に入った選手が復帰する場合、一度だけ2枠の出場枠を得ることができる」という規定があるので、利用すれば2大会アサインが得られる(2013年大会で6位なので規定を満たす)。この場合は早ければ10月下旬のスケートアメリカから試合に出ることになるが、、、
 7月に「氷艶」公演を控えているので、大会に向けての本格的な練習は8月からになると思われ、少し時間的に厳しいかなという感じがする。NHK杯は11月下旬だから、開催国枠で1大会だけ出るという手も。本人が希望すればだが
 グランプリシリーズはちょっと、、、と思うなら、チャレンジャーシリーズでもいい。9月のオータムクラシックから12月のゴールデンスピンまで10大会あるから、調整しやすそうな大会を選んで出てみたらどうだろう

 私が高橋大輔選手に国際大会に出てほしい理由は、今の彼の演技を国際ジャッジの目でどう見るかが知りたいからだ。
 日本のジャッジは国際大会ジャッジの資格を持つ人も多く、国際大会より甘い点が出がちな国内選手権でも、“盛り”が少ないほうだと思う。それでも、各国から集まった審判団がどんな点をつけるか、気になる。
 特に演技構成点は、昨今技術点とのバランスが論議の的になっている。高難度の4回転をたくさん跳ぶ選手に、高い演技構成点がつく傾向にあるが、それがいいのか?という意見がある一方、難しいジャンプを跳べるならそれだけで演技構成点は高くて当然、という考えもある。
 今の高橋大輔選手、技術点、特にジャンプでは世界のトップには遠いだろう。しかし元々定評のあるステップやコレオシークエンス、演技構成点のスケーティングスキルや音楽の解釈は、引退前より更に進化した部分がある。これをどう評価するか どう評価すべきなのか。これからのフィギュアスケートのあるべき姿を問う資料になるんじゃないだろうか。
 大学4年でトリプルアクセルをものにし、ついに強化選手に名を連ねた細田彩花選手も、きっと国際大会に出ていくだろう。現役のつもりで行くなら、後輩たちの為にもトライしてほしい

コメント
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