Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

愛のブラジル、ボサノバ

2016年09月12日 16時39分43秒 | Weblog

 日曜の午後、素敵な催し
 日系ブラジル人2世の日向ノエミアさんが開いたトークショー。ン十年前の学生時代、日向さんが編集したブラジル人のための日本語辞典で、同級生たちと原稿清書のお手伝いをしたことがあり、そのご縁でお知らせをいただいた。
 亡くなられたご主人(日本人)との生活の中から気づいた、日本人とブラジル人の「愛の表現」の違いを、お惚気も交えながらチャーミングに語る。留学生として来日して以来の日本語は、厳密に言えばネイティブではないのかもしれないが、とても美しく品がある。これはお人柄が表れる
 トークの後は、かつて日向さんのポルトガル語教室の生徒だったという、歌手の臼田道成さんのボサノバライブ ギター1本で奏でるリズム、力強い歌声。「熱血ボサノバと言われてます」ですって
 臼田さんはブラジル在住の間、「なぜ日本では(ブラジルでは廃れてしまった)ボサノバが人気なのか」についてテレビで語ったそうな。「松尾芭蕉の『古池や 蛙飛び込む 水の音』には、静寂がある。ボサノバも音と音の間に無音が多い、静寂が多い音楽」・・・なるほど
 たしかに、ストリングスやエレキギターなどの連続した音の楽器はあまり使われない。ボーカルもどちらかといえば語りかけるような、静かな歌い方が多い。日本人は“無音”が“音”を生かすところが好きなのかな。
 とはいえ、ボサノバのリズムはやっぱり心踊り、体も踊りたくなる。お客さんたちが静か~に聞いてるので、私はちょっと欲求不満
 学生時代に学んだ後、ほとんど触れる機会のないポルトガル語は、つれあいには「役に立たない」とバカにされる。でも、私にとっては青春の言葉。深いところで心をかき立てるのだった。

 素敵な午後に出会えてよかった

 日向ノエミアさんの著書臼田道成さんのCD、Amazon等で買えます

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体力!

2016年09月12日 16時04分28秒 | スポーツ

 テニス・全米オープン2016男子決勝、スタン・ワウリンカがノバク・ジョコビッチに勝って初優勝
 全部見てたわけじゃないけど^^; 見事な試合だった。
 解説の松岡修造が「ワウリンカはここまで接戦、長い試合を戦ってきて疲れている。しかしその間につく体力もある」「ジョコビッチはそういう体力をあまり持たずに勝ち上がってきて、今までにないきつい試合になっている」とコメント。
 身体的なことに限れば、あまり長い試合をせずに勝ち上がれたほうが有利なのは間違いない。しかし、きつい場面を切り抜けていくうちにつく自信が、ぎりぎりの場面であと一頑張りを引き出す力になるのかな。
 ジョコビッチは足の爪がはがれて出血、メディカルタイムアウトを2度取る。2度目はチェンジエンドでないタイミングだったので、「痛みが我慢できなくて、Sorry」と謝っていた。
 手首の怪我も実は深刻だったのだそうで、その中ではよく決勝まできたとも言えるだろう。

 WOWOWが放送時間延長の限界だったらしく、終わってすぐに次の番組に移ったのが笑えた
 ずーっと画面下に予告が出てたが、次はデビスカップらしい。それはそれで楽しみ

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